突然ですが、あなたに質問です。
あなたの好きな色は何ですか。
難しく考えず、普通に答えてみてください。
時間をかけず、さっと答えていただきたい。
ここがポジティブと超ポジティブを分ける大事なポイントです。
大切なのは「何色を選ぶか」ではありません。
「いくつ答えるか」です。
無意識のうちに「1つだけ」という答え方をしていませんか。
「好きな色を1つだけ答えてください」と言われたならわかります。
「1つだけ」という条件があるなら、1つだけ答えることになります。
しかし「好きな色は何ですか」という質問に、数の指定はありません。
つまり、好きな色をいくつ答えてもいいのです。
好きな色が2つあれば、2つ答えましょう。
「好きな色は、赤と青です」
好きな色が3つあれば、3つ答えましょう。
「好きな色は、赤と青と白です」
これでいいのです。
少なくとも2つ以上は好きな色を作っておきたい。
1つだけよりたくさんあるほうが、ポジティブ感が増すので、それだけ人生も楽しめます。
私たちはいつの間にか「1つでなければいけない」という思い込みがあります。
学校の教育による「一問一答」がすり込まれているせいか、1つに絞ることが当たり前になっています。
1つである必要はありません。
人生の答えは、いくつあってもいいのです。
「1つに絞る」ということは「好きな範囲を狭める」ということです。
好きな色を考えるとき、1つに絞りがちです。
趣味も食べ物も、1つに絞りがちです。
これはよくありません。
無意識のうちに好きの可能性を制限している状態です。
好きなものは1つである必要はありません。
2つあっても3つあってもいい。
5つや6つ、もっとたくさんあってもかまいません。
欲張っていいのです。
好きなことはあくまで個人的なことですから、常識にとらわれる必要はありません。
むしろ常識は無視して、大胆に設定することです。
人生は一度しかないのですから、もっと好きなことを増やし、もっと好きな範囲を広げましょう。
「好きなことはたくさんあればあるほどいい」
この考え方は、人生のあらゆることに通じます。
好きな趣味は、1つではなく、たくさん作りましょう。
「趣味は何ですか」と聞かれたときも、たくさん答えられるようにしておきたい。
「読書」と1つ答えるのもいいですが「読書、散歩、映画鑑賞」とたくさん答えるのはもっといい。
好きな食べ物も、1つではなく、たくさん作りましょう。
「好きな食べ物は何?」と聞かれたら、たくさん答えるようにしておきたい。
「カレー」と1つ答えるのもいいですが「カレー、オムライス、ハンバーグ」とたくさん答えるのはもっといい。
もし1つしか答えられない状況なら、今すぐたくさん答えられるようにしてください。
好きなことはたくさん作りましょう。
それが「人生をもっと楽しむ」ということです。
好きなことを増やすことは、人生の楽しみを増やすことになります。
超ポジティブな生き方なのです。