相手に好意を持っているだけではいけません。
好意があるのはいいことですが、それだけでは不十分です。
いくら相手に好意があっても、消極的な態度では伝わりません。
どれだけ相手に好意があっても、伝わらないとゼロです。
残念ですが、ないも同然です。
回りくどい言い方、わかりにくい話し方をしないことです。
あやふやな態度、誤解を招く振る舞いをしないことです。
じっとしていては何も伝わりません。
受け身でじっとしていると、相手は「嫌われているのかな」と不安になるでしょう。
相手に好意があるなら、きちんと伝えていきましょう。
好意を持つだけで満足しないことです。
好意は、伝えてこそ意味があるのです。
ためらっている場合ではありません。
相手に好意があるなら、どんどん言葉や態度に出して伝えていきましょう。
相手に好意を持ってほしいなら、まず自分から相手に好意を伝えていく努力が大切です。
好意を伝えると「好意の返報性」が働くようになります。
好意の返報性とは「自分に好意を持ってくれる人には、好意を持つ」という法則です。
自分に好意を持ってくれている人には、自然と好意を持った経験がないでしょうか。
相手に好意を持つと、鏡で反射するかのように、相手からも好意を持ってもらえるようになります。
どうすれば好意を伝えることができるのでしょうか。
きちんと言葉に出して好意を伝えることも大切ですが、もっと基本的なことから始めていくほうが確実です。
好意を伝えるポイントは数多くありますが、その中でも基本的なことを3つご紹介します。
まず明るい表情を見せることです。
明るい表情を見せることは「あなたに好意があります」というメッセージになります。
自然と明るい雰囲気に包まれ、明るい会話ができるようになります。
挨拶は人間関係の基本ですが、好意を伝えるときにも欠かせないポイントです。
きちんと挨拶をすることは、積極的に声をかけるだけでなく、好意を伝えることにもなります。
相手は「自分のことを気にかけてもらっている」とわかって明るい気持ちになれます。
相手に声をかけられてから挨拶をするのではなく、自分から積極的に挨拶をしていきましょう。
褒めることも大切です。
褒めることは、相手に好意を伝えることになります。
相手を褒めることは、相手に好意があることを伝えることでもあります。
「さすがですね」
「頼りになりますね」
「素晴らしいですね」
誰でも自分が認められていると感じるもの。
さらっと褒めれば、相手は嬉しそうな笑みを浮かべるでしょう。
ただし、あからさまに褒めるのではなく、さりげなく褒めるようにしましょう。
嫌みがないよう自然に伝えることで、スマートに好意を伝えることができます。