「運動が嫌い」
「運動が苦手」
「体を動かすのがおっくう」
運動をすると、汗をかきます。
軽いジョギングであっても、10分程度走り続けると、体がぽかぽか温まり、体から汗をかきます。
本来運動による汗は気持ちがいいものですが「汗をかくから運動が嫌い」という人もいるようです。
さて、運動したときの「汗」をどう考えるかが大切です。
汗の本来の役割は、体温調節を助けるためにあります。
運動すると体温が上昇しますが、汗をかくことで体を冷やし、体温を調整します。
汗は、塩分を含んだ水分です。
塩分を含んでいると、蒸発の際より多くの熱を奪うため、体を冷やす効果が高まります。
「汗は汗。少ししょっぱい水。それ以外の何でもない」
そう思うかもしれませんが、もう少しユニークな見方をしてみませんか。
運動で汗をかいたら、こう考えましょう。
「運動でかく汗は、体が喜んで流す嬉し涙」と。
汗をかいているのではありません。
体が嬉し涙を流しているのです。
運動は、体にとって嬉しいことであり、喜んでいる証拠です。
「運動は気持ちいいな!」
「たっぷり体を動かせて嬉しい!」
「体を動かしてくれてありがとう!」
しっかり運動をすることで、体が上機嫌になり、喜びの嬉し涙を流しています。
体が喜んでいる証拠ですから、ネガティブではなく、ポジティブなこと。
運動は、つらくて息苦しくておっくうに感じるかもしれませんが、その適度なストレスがいいのです。
体にとっては、運動はポジティブなこと。
汗で服が濡れてもいいのです。
嬉し涙によって濡れているのですから喜ばしいことです。
この考え方を持つと、汗で体が濡れることに、快感を覚えるようになるでしょう。
汗を流すことは、体にとって喜びです。
体に喜んでもらうために、少し運動をしてみませんか。
「最近、運動不足なんだよね」と思うなら、なおさらです。
つらくても息苦しくても、それでよし。
汗で、服が濡れてもいいのです。
運動によって体が喜んでいる証拠ですから、むしろ汗でびしょびしょになることを自分も喜ぶことです。
「汗でびしょびしょになるまでたっぷり運動してやろう」と思うくらいでちょうどいい。
さあ、運動をしましょう。
たっぷり汗をかきましょう。
激しい運動である必要はなく、軽い運動でも十分です。
苦しみながら運動をするのではなく、楽しみながら運動しましょう。
ますます気持ちのいい汗をかけるようになります。
たっぷり運動して、たっぷり体に喜んでもらおうではありませんか。
体を喜ばせるのは簡単です。
あなたが運動するだけでいいのです。
体を動かすだけで体を喜ばせることができるのですから、大変に思えますが、実は一番楽です。
あなたが運動で頑張れば頑張るほど、体は喜んで、嬉し涙を流してくれます。
運動でかく汗は、体が喜んで流す涙なのです。