話の途中で、わからないことに遭遇することがあります。
わからないことがあったとき、どうするか。
ここが、純粋かどうかを決める重要ポイントです。
「意味がわからない。どういう意味だろうか」
わからないことを質問するとき、とっさに恥ずかしい気持ちが湧く人もいるでしょう。
恥ずかしい気持ちが湧くのはいいのですが、そこで質問をためらう人もいるはずです。
質問を恥ずかしがっていませんか。
「質問すると、頭が悪いと思われそう。ばかと思われそう」
心理的な抵抗感があって、聞きそびれることもあるでしょう。
しかし、きちんと純粋な行動を取ることが大切です。
純粋な人になりたいなら、恥ずかしくても、きちんと質問する習慣をつけましょう。
「わからないから質問する」という行動は、当たり前のことであり、純粋な行動です。
「そんなことも知らないの?」と不思議に思われてもいいのです。
知らないことは知らないのですから仕方ありません。
頭が悪いと思われようとかっこ悪く映っても、自分が気にしなければいいこと。
ビジネスの場合、わからないことを放置するのは悪影響があります。
わからないまま仕事を進めていると、ミスや失敗につながって、トラブルに発展する可能性もあります。
きちんと質問して、わからないことを解決していくことで、トラブルを未然に防げます。
知識力より、質問力を身につけてください。
質問力があれば、たとえ知識が乏しくても、カバーすることができます。
質問することは好印象につながることも少なくありません。
勇気を出して質問する様子は、相手にも伝わります。
「きちんと質問できて素晴らしい」と純粋な印象を受けるでしょう。
たった一言でいいのです。
「わからないので教えてください」
勇気を出して質問すれば、相手は快く教えてくれるでしょう。
相手が部下でも年下でも、純粋に質問する姿勢が大切です。
もう少し謙虚な言い方をしたいなら、次の言い方はいかがでしょうか。
「私は頭が悪いので知りませんでした。詳しく教えていただけないでしょうか」
腰を低くして丁寧にお願いすれば、頑固な人でも、心を開いて教えてくれるでしょう。
相手に嫌な顔をされようと、ため息をつかれようと、やはりきちんと質問することです。
勇気を出して、質問しましょう。
純粋な人になりたいなら、恥ずかしさは忘れることが大切です。
照れながらでもいいので、わからないことは、質問しましょう。