直したほうがいい口癖には、どのような種類があるのでしょうか。
口癖を直したくても、どんな口癖が悪いのかわかっていなければ、直しようがありません。
自分の印象を下げたり、話がわかりにくくなったり、相手に不快感を与えたりする口癖は、改善する必要があるでしょう。
相手の迷惑になるだけでなく、自分の印象も悪くなってしまいます。
ここでは、直したほうがいい口癖をご紹介します。
直したほうがいい口癖は、大きく分けて6種類あります。
「あっ」
「えー」
「あのー」
「えっと」
「なんか」
「まあ」
「あのね」
「何と言うか」
「あのですね」
「それでですね」
会話が途切れそうなとき、沈黙を避けるため、よく使われる言葉です。
つなぎ言葉が口癖になっていると、いちいち話が中断されるため、会話が冗長になります。
つなぎ言葉は「雑音」と言い換えてもいいでしょう。
会話中に雑音が増えることになり、耳障りな印象を与えることもあります。
つなぎ言葉には意味がないため、省略することが可能です。
日常でよく聞かれる言葉ですが、心当たりがあるなら、できるだけ省略したほうが話が聞きやすくなります。
「一応~」
「ある意味~」
「ちなみに~」
「要するに~」
「逆に言うと~」
「変な話だけど~」
「早い話をすると~」
適切に使うぶんにはいいですが、多用するのは控えておくのがいいでしょう。
何度もしつこく使っていると、会話が曖昧になり、相手に不快感を与えたりすることがあります。
口癖として何度も会話に出てくると、耳障りな印象や偉そうな印象を与え、不快感を与える可能性があります。
「なんてね」
「嘘ぴょん」
「わけわかめ」
「そんなバナナ」
「まいうー」
相手に迷惑をかけるわけではありませんが、幼稚や低俗な印象を与えます。
中には聞いている側が恥ずかしくなるものも少なくありません。
言い方によっては、相手をばかにしているように聞こえることもあります。
プライベートの会話でたまに使うくらいならまだいいですが、ビジネスの会話では避けたほうがいいでしょう。
会話の中で何度も登場すると、ふざけている印象が強く、真面目に話を聞いてもらえなくなる可能性があります。
「まじで」
「うざい」
「やばい」
「超ウケる」
「ぶっちゃけ」
「なんか~」
「~って言うか」
若者言葉が口癖になっている場合も注意です。
ふざけた印象や軽い印象を与えることがあります。
言い方によっては、相手をばかにしているように聞こえることも少なくありません。
若者が使うならまだいいですが、大人が使うのは注意したほうがいいでしょう。
「忙しい」
「だるい」
「しんどい」
「面倒くさい」
「つまらない」
「暇」
「疲れた」
かまってもらいたい人によく見られる口癖です。
「自分を理解してほしい。自分に関心を持ってもらいたい」と言わんばかりのアピールがあるため、相手は気を遣います。
たまに言うくらいならいいですが、何度も繰り返していると、相手はうっとうしく感じることがあります。
これらの言葉が口癖になっていると、相手を疲れさせることが増え、人が遠ざかっていきます。
「くだらない」
「ばかばかしい」
「嫌だ、嫌だ」
「ダメだ、ダメだ」
「今さら手遅れ」
「どうせ無理に決まっている」
「私なんて必要ない」
「最近の若者は~」
ネガティブな口癖は、消極的・否定的な印象があるため、不快感を与えたり会話のテンションを下げたりする悪影響があります。
相手を傷つけ、人間関係にひびを入れることも少なくありません。
本音であっても、相手に不快感を与えることがあるため、できるだけ避けておくのがいいでしょう。