浪費が起こりやすいタイミングは、昼食と夕食にあります。
午前中に仕事を頑張った後は、おなかもすいていて、昼食をがっつり食べたくなります。
また夕食を食べるタイミングでは、仕事の疲れもピークに達しているでしょう。
仕事で疲れているとき、自宅に帰ってから夕食を作るのは、なかなか面倒くさいもの。
おなかがすいているときは、思考力や判断力が低下しているため、甘い誘惑にも負けやすい。
「お弁当を買ってしまおう」
「レストランで外食をしよう」
そう思って、コンビニやレストランに入ってしまう。
もちろんたまにはコンビニや外食を頼るのはいいですが、毎日続くと金額がかさみます。
おなかがすいているときは、コンビニやスーパーに並んでいるものがおいしそうに見えます。
余計な消費をしてしまうことになり、浪費癖につながるのです。
そこでおすすめなのが「朝のうちに、昼食・夕食の支度を済ませておく」という方法です。
朝食を作る際、昼食・夕食の支度も済ませておきましょう。
昼食は、朝にお弁当を作って、会社に持参します。
自分のために作るお弁当ですから、栄養さえ取れていれば、見栄えを気にする必要はありません。
夕食も、朝のうちに作り置きをしておくといいでしょう。
残りものを使って、朝のうちに調理しておき、夕食の準備を済ませておきます。
昼食・夕食の準備ができていれば、コンビニやスーパーに寄りたくなっても、誘惑を振り切れるようになります。
「昼食はお弁当があるよね」
「夕食は準備ができているよね」
おいしそうなレストランを見つけても、寄り道を避けることができ、浪費の防止に役立つのです。
自炊をすることで、節約になるだけではありません。
寄り道が減ることにもつながるため、時間の節約にもなります。
朝が少し大変になりますが、少しだけ朝早起きをすればいいだけです。
朝食を作るついでに、昼食と夕食の準備も一緒に済ませればいいでしょう。
仕事量は増えますが「食事の準備」という同じ種類の仕事なので、まとめて効率よく行えば、短時間で済むでしょう。
昼食・夕食の両方の準備が難しいなら、片方の準備だけでもかまいません。
昼食だけ準備したり夕食だけ準備したりするだけでも、出費を抑えることができ、経済的な負担が軽くなります。
節約は、習慣のたまものです。
きちんと毎日続ければ、数カ月後には、大きな節約につながっているでしょう。