執筆者:水口貴博

借金癖を直す30の方法

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すでに借金があるなら、借金の現状把握が必須。

すでに借金があるなら、借金の現状把握が必須。 | 借金癖を直す30の方法

すでに借金があるなら、現状を把握しましょう。

自分が今、どこからどのくらいお金を借りているのか、きちんと把握することが大切です。

借金の現状を把握していないと、借金をしていないような錯覚を覚えます。

人は、忘れる生き物です。

ぼうっとしていると、なかったことのように思えます。

紙幣や硬貨といった現金は直接触れますが、借金は手元にないため触れません。

借金をしているにもかかわらず、借金をしていないと感じるのは大変危険です。

「まだ借りても大丈夫だろう」

「もう少し借りても大丈夫だよね」

「借金があっても何とかなるだろう」

安易な考えが浮かんでしまい、さらなる借金に手が伸びてしまう。

借金を繰り返すことになり、どんどん借金額が膨らんでいくことになるのです。

すでに借金があるなら、まず借金の現状を把握しましょう。

厳しい現実を直視することになるため、乗り気がしないでしょう。

自分で自分の弱さを認めることになるため、抵抗を感じるかもしれません。

しかし、きちんと借金を返済するなら必要な作業です。

引き出しから請求書や借用書を取り出し、漏れなくすべて確認しましょう。

  • 残債はいくらあるのか
  • 利息はどのくらいか
  • 返済期限はいつか
  • 借金の総額はいくらなのか

頭の中で考えるのではなく、きちんと紙に書き出しましょう。

借入先が複数あるなら、借入先に分けてリストアップです。

1円でもお金を借りていれば、借金です。

借りたお金は返すもの。

友人からジュースを買うときに借りた100円も、借金としてカウントしましょう。

忘れてならないのは、奨学金です。

奨学金も借金です。

借金である以上、返済義務があります。

きちんと書き出すことで、客観的な状態を把握できます。

借金の現状を把握するからこそ、返済計画も立てやすくなります。

借金を返すなら、きちんと返済計画を立てなければ始まりません。

「こんなに借金をしているのか」と、自分の現状を把握して驚くことも、借金癖の抑止力になります。

借金癖を直す方法(24)
  • すでに借金があるなら、きちんと現状を把握しておく。
大きな借金があるなら、きちんと家族に打ち明けておくほうがいい。

借金癖を直す30の方法

  1. 借金癖は、待ったなしのトラブル。
    今すぐ具体的な改善に取りかかろう。
  2. 借金癖の改善は、自覚することから始まる。
  3. 借金癖は、一生直らないのか。
  4. 宣誓書を書こう。
    借金癖を直す決意が固まる。
  5. 借金癖の改善は「きっぱり」が重要。
  6. 小さな金額でも、安易にお金を借りない習慣をつける。
  7. 借金癖のある人には「お金が足りないなら、借りればいい」という考え方がある。
  8. 自己管理能力が高いから、掃除をするのではない。
    掃除をするから、自己管理能力が高まる。
  9. 生活費の内訳を考えることが、借金癖の改善につながる。
  10. 必要なものなのか欲しいものなのか、考える癖をつけておこう。
  11. 分割払いは、金銭感覚を狂わせる原因。
  12. お金の管理に自信がないなら、家族に任せるのも1つの方法。
  13. 大きな買い物をするときは、身近な人に相談する習慣をつける。
  14. 付き合いのいい人になるのではない。
    付き合いの悪い人になるのだ。
  15. 見栄を張っているかぎり、浪費癖も借金癖も直らない。
  16. 臨時収入があっても、すぐ財布に入れないこと。
  17. 趣味がギャンブルであるかぎり、借金癖を直すのは困難。
  18. 期待に応えたくても、大金を使ってまで頑張らない。
  19. お金のかからないプレゼントの習慣を持とう。
  20. 朝のうちに、昼食・夕食の支度を済ませておく。
  21. ストレスも、借金癖の原因になる。
  22. 給料日の後だから、お金を使いすぎてしまう。
    給料日の前なら、お金を使いすぎない。
  23. 借金癖のある人は、借金を推奨する言葉を無視していい。
  24. すでに借金があるなら、借金の現状把握が必須。
  25. 大きな借金があるなら、きちんと家族に打ち明けておくほうがいい。
  26. ファイナンシャルプランナーは、借金返済の心強い味方。
  27. 借金癖と借金依存症は、似て非なるもの。
  28. ヤミ金融に手を出したら、終わり。
  29. 借金をすべて返済できた直後が危ない。
  30. 借金癖を直す最後の手段は、債務整理。

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