浪費癖の改善は、孤独との戦いでもあります。
浪費癖を直すのは、団体戦ではなく、個人戦です。
誰かと戦うわけではなく、あくまで自分との戦いです。
どれだけ浪費癖の方法を知ったところで、それを実行するのは自分です。
自分が頑張るしかありません。
淡々と1人で頑張ることになります。
欲しいものがあっても、誘惑を振り切ります。
ストレスがあっても、ひたすら耐え続けることになります。
孤独を感じることが多くなると、心が押しつぶされそうになって、挫折しそうになります。
そんなときは「仲間」を作りましょう。
あなたの身近に、自分のような浪費癖で悩んでいる人はいないでしょうか。
定義を少し広げて「無駄遣いに悩んでいる人」「貯金を頑張りたい人」「節約精神を身につけたい人」でもかまいません。
身近に仲間が見つからなければ、インターネット上で探してみるのもいいでしょう。
インターネットには広大な世界が広がっているので、きちんと探せば、自分と同じ悩みを持つ人がいるはずです。
自分と同じような悩みを持つ人がいれば、ぜひ声をかけて、仲間を作りましょう。
「実は今、浪費癖を直そうと頑張っているところ。よかったら一緒に頑張らない?」
声をかければ、きっと相手も乗り気になってくれるでしょう。
あなたにとって相手が仲間になるということは、相手にとってもあなたが仲間になるということです。
ダイエットでも、仲間がいれば頑張りやすいように、浪費癖を直すときも、仲間がいれば頑張りやすくなります。
同じ目的を共有できるので、話も合いやすくなるでしょう。
誘惑に惑わされそうになっても「悪い報告をしたくない」と思えるので、ぐっと踏ん張れるようになります。
浪費癖を直すための情報を共有できるメリットもあります。
誘惑を振り切ったら「誘惑を振り切ったよ」と明るい報告ができます。
浪費を我慢した結果が出たら、自慢することもできます。
「浪費癖を直すために頑張っているのは、自分だけではない。ほかにも頑張っている人がいる」
仲間がいると心強く感じ、やる気や勇気が湧いてくるでしょう。
「1人で頑張る」と思えば、孤独を感じますが「仲間と一緒に頑張る」と思えば、モチベーションが続きます。
浪費癖を直す取り組みは、冒険に出るようなもの。
浪費癖の改善は、大きな山をいくつも乗り越えなければいけませんが、仲間がいれば、楽に乗り越えられるでしょう。
仲間がいれば、苦しい浪費癖も楽しくなるのです。