あなたには「将来の計画」がありますか。
浪費癖を直したいなら、将来の計画を立てることをおすすめします。
「将来の計画と浪費癖に、何のつながりがあるのか」
疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
たしかに一見すると無関係に思えるかもしれませんが、実は深いところで関係があります。
浪費癖がある人は、長期的な展望が抜けています。
何にお金を使うのか、考えがありません。
そのため、欲しいものがあれば、後先のことを考えず、手に入れようとします。
「今すぐ欲しい」と考え、衝動的に買おうとします。
素直で正直な買い方ではありますが、よくありません。
将来の計画がないと、長期的な展望が描けず、目先の欲求に振り回された買い物になりがちです。
目先の欲求を満たそうとすると、どんどんお金が消えていくばかり。
浪費が目立ち、貯金もできない。
無計画なお金の使い方になるため、結果として浪費癖になるのです。
そこで有効なのが「将来の計画」です。
長期的な視点から、将来の計画を立てましょう。
短いスパンもいいですが、できるだけ長いスパンで考えるほうがいいでしょう。
具体的に将来を考えるのは難しいかもしれませんが、わかる範囲でいいので計画を立ててみてください。
人生全体の計画を立てることができれば理想的ですが、難しければ、数年先の計画でもかまいません。
将来の計画を考えるときは、きちんと紙に書くようにしましょう。
きちんと文字に書き出すことで、計画の「見える化」を実現できます。
将来の計画を立てると、いつどのくらいお金が必要になるか、予想できるようになります。
「将来こういう予定がある。この時期にはこのくらいのお金が必要になりそうだ」
「お金のかかる予定があるから、余計な浪費には注意しよう。節約を頑張ろう」
将来の計画を立てることで、長期的な展望を描けるようになります。
欲しいものがあっても「我慢しなければいけない」と気持ちを引き締めることができ、欲求を抑えることができるようになります。
お金のコントロールがうまくなるから、将来の計画を立てるのではありません。
将来の計画を立てるから、お金のコントロールがうまくなるのです。
将来の計画がなくて困ることはあっても、あって困ることはありません。
将来の計画は、浪費癖の改善だけでなく、スムーズな生き方にも役立ちます。
少なくとも自分の人生と真剣に向き合うことになるため、無駄にはならないはずです。
「本当に効果があるのか」と疑うなら、今すぐ紙に書き出してください。
すぐ効果を実感できるはずです。