執筆者:水口貴博

逃げ癖を直す30の方法

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逃げるくらいなら、弱音を吐いてでも誰かに手伝ってもらったほうがいい。

逃げるくらいなら、弱音を吐いてでも誰かに手伝ってもらったほうがいい。 | 逃げ癖を直す30の方法

逃げたくなったらこう考えましょう。

「誰かに手伝ってもらえないか」と。

1人で抱えるから押しつぶされそうになります。

自分ですべてやろうとするから逃げたくなります。

人には限界があります。

体も1つしかありません。

気合と集中で一時的に能力を高めることはできても、1人が発揮できるパワーには限りがあります。

1日は24時間しかありません。

時間を節約することはできても、物理的に増やすことはできません。

逃げることは、諦めることと同じ。

「自分一人では限界」と感じたなら、逃げるのではなく、誰かに手伝ってもらえないか考えてみてください。

自分一人でできないことでも、手伝ってもらうと、達成しやすくなります。

1人に手伝ってまだ厳しいなら、2人に手伝ってもらいましょう。

2人に手伝ってまだ厳しいなら、3人に手伝ってもらえればいい。

時間がなくて不可能に思える仕事も、複数人で手分けをすれば、あっさり片付いてしまうでしょう。

「助けてもらうなんて恥ずかしい」

そう思うかもしれませんが、逃げるほうがはるかに恥ずかしいこと。

逃げるくらいなら、多少評価が落ちてもかまわないので、誰かに手伝ってもらったほうがいいのです。

「助けてもらうのは逃げるようなもの」と考えるのも誤解です。

逃げているのではなく、逃げないように頑張っているのです。

逃げるのはよくありませんが、弱音を吐くのはかまいません。

きちんと弱音を吐いたほうが、困っていることが周りに伝わるので、助けてもらいやすくなります。

「弱音を吐くことが情けない」と思うのではありません。

「意地を張って弱音を吐かないことが情けない」と思うのです。

「何が何でも人の手は借りない」と意地を張っていると、仕事が中途半端になります。

保身ばかり考えないことです。

保身にこだわっていると、質が下がったり納期が遅れたりして、周りに迷惑をかけてしまいます。

「仕事のため」「みんなのため」「社会のため」という全体で考えましょう。

自分のためだけでなく、周りにかける迷惑を減らすためにも、誰かに手伝ってもらうのが得策です。

恥をかこうと借りができようと、まず仕事をやり遂げることが最優先。

逃げるくらいなら、弱音を吐いてでも誰かに手伝ってもらったほうがいい。

難しくありません。

難しそうに感じるだけです。

「手伝ってもらえませんか」という一言が言えるかどうかです。

たった一言で困難を乗り越え、未来が切り開けます。

逃げ癖を直す方法(28)
  • 逃げるくらいなら、弱音を吐いてでも誰かに手伝ってもらう。
強い願望こそ、逃げ癖を直す最高のメソッド。

逃げ癖を直す30の方法

  1. 逃げ癖がついているなら、逃げない癖をつけることもできるはずだ。
  2. なぜ逃げ癖は悪いのか。
    逃げ癖の悪影響とは何か。
  3. 逃げ癖が出やすい場面を把握しておこう。
  4. 仕事リストを作成するだけで、逃げ癖の改善に一歩近づける。
  5. 記録をつける習慣は、逃げ癖の改善につながる。
  6. 逃げ癖は、すぐ直さなくていい。
    少しずつ直していけばいい。
  7. 目標を作ると、逃げ癖が半減する。
  8. 目標に期限を作ると、逃げ癖が直る。
  9. 高い目標は、低くしよう。
    大きな課題は、小さく分けよう。
  10. 悪いほうに考えない。
    何事も良いほうに考える癖をつけよう。
  11. マイナス面を見ているから、逃げたくなる。
    プラス面を見れば、追いかけたくなる。
  12. 自ら逃げ道を断つことで、逃げられなくする。
  13. 逃げたときのリスクやデメリットを考えると、逃げ癖を抑制できる。
  14. やる気や元気がなくても取りかかる癖をつければ、逃げ癖が直るのは時間の問題。
  15. 慎重になっても、なりすぎないこと。
    逃げ癖があるからこそ、早く取りかかろう。
  16. 決意表明をしておけば、逃げたくても逃げられなくなる。
  17. 逃げ癖と生活習慣には、深いつながりがある。
  18. 逃げたくなるのは、意志やメンタルが弱いせいとは限らない。
    本当の原因を探ってみる。
  19. 「逃げたら負け」という言葉で、自分を奮い立たせよう。
  20. できなかったところをばかり見ていると、逃げたくなる。
    できたところを見ていると、もっと頑張りたくなる。
  21. 嫌いなことは、逃げたくなるのが自然の摂理。
    好きなことは、追いかけたくなるのが自然の摂理。
  22. 逃げたい気持ちは、ためるものではなく、吐き出すもの。
  23. 憧れのキャラクターと自分とを重ね合わせよう。
    逃げないで立ち向かう力がみなぎってくる。
  24. 「身銭を切った」という経済的な痛みが、逃げ癖の抑止力になる。
  25. 正当な言い訳はOK。
    余計な言い訳はNG。
  26. 逃げるべき場面では、素直に逃げよう。
  27. 逃げずに頑張り抜くことで、喜ぶ人たちをイメージしよう。
  28. 逃げるくらいなら、弱音を吐いてでも誰かに手伝ってもらったほうがいい。
  29. 強い願望こそ、逃げ癖を直す最高のメソッド。
  30. あなたは自分を誤解している。
    本当は逃げ癖なんてない。

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