逃げたくなったら、自分にこう言い聞かせましょう。
「逃げたら負け」と。
つらいのでしょう。
泣きたいでしょう。
嫌で嫌でたまらないのでしょう。
しかし、逃げたくなったときこそ正念場です。
逃げるのは簡単です。
逃げないで立ち向かうのが大変なのです。
逃げそうになっても、まだ思っているだけであり、実際に逃げたわけではありません。
逃げたくなったときこそ「逃げたら負け」という言葉で、自分を奮い立たせてください。
自分で自分を励ますのです。
もし逃げないで最後までやり通したら、それだけであなたは勝ったことになります。
仕事に勝ったのではありません。
自分に勝ったのです。
諦めそうになった自分をうまく立て直したことになります。
昨日までの弱い自分を克服して、新しい自分に生まれ変わったことになります。
立ち向かった結果、うまくいかなかったとしてもいいのです。
大切なのは「逃げなかった」という事実です。
逃げなかっただけでも、1つの結果です。
逃げずに最後までやり通せたのは、勇気と根性がある証し。
「自分は逃げなかった。よく頑張った」と褒めましょう。
仕事で結果が出なくても「逃げなかった」という立派な結果は出せているので、自分を褒めることができます。
逃げたくなったら「逃げたら負け」という言葉で自分を奮い立たせてください。
回数に制限はありません。
一度言うだけで変化がないなら、気持ちが奮い立つまで繰り返し自分に言い聞かせましょう。
逃げ癖を直せるかどうかの、大切な分かれ道。
最初の1歩目を踏み出せば、2歩目・3歩目も踏み出せるでしょう。
後は勢いに乗って進んでいくだけ。
逃げずに最後までやり通したら、祝杯を挙げてください。
「自分に勝った」という祝杯です。