執筆者:水口貴博

楽しい人になる30の方法

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好きなことを後回しにする必要はない。むしろ好きなことから選んでいこう。

好きなことを後回しにする必要はない。むしろ好きなことから選んでいこう。 | 楽しい人になる30の方法

複数の選択肢があるとき、何から選ぶかです。

取り組む仕事を選ぶとき。

回転寿司のネタを選ぶとき。

海外旅行の行き先を選ぶとき。

そんなとき、好きなことを後回しにしていませんか。

「好きなことから始めるのは、何だか申し訳ない」

「最初に好きなことから始めると、楽しみがなくなってしまう」

「好きなことは後回しにして、楽しみとして取っておきたい」

たしかに楽しみとして取っておきたい考え方も一理あります。

楽しみを取っておけば、わくわくした時間を長く楽しめるでしょう。

やる気やモチベーションを維持しやすい意味では、効果があるのも事実です。

また、慎ましく生きてきた人なら「好きなことから始めるのは下品」と思う人もいるでしょう。

しかし、ここに落とし穴があります。

わざわざ一番好きなことを後回しにするのは、楽しい考え方ではありません。

一番好きなことを後回しにすると、楽しみやチャンスを生かせない可能性が出てくるからです。

たとえば、仕事です。

好きな仕事を後回しにしていると、だんだん状況が変わってきます。

仕事を取り巻く環境が変わっていることもあれば、仕事の条件が変わっていることもあるでしょう。

後になると、時間や体力に余裕がなくなって、集中しにくくなっているかもしれません。

そもそも仕事のチャンスがなくなっているかもしれません。

後回しにすると、ろくなことになりません。

段取りの都合もあると思いますが、やはり好きなことから着手するほうがいいでしょう。

お寿司のネタを選ぶ場面ではどうするか。

好きなネタは、後回しにするのではなく、最初に食べたほうがいいでしょう。

好きなものを後回しにしていると、鮮度が落ちて、品質が下がってしまうでしょう。

ネタがなくなっているかもしれません。

おなかがいっぱいで食べられなくなってしまうかもしれません。

海外旅行の行き先を決める場面では、どうするか。

やはり一番行きたいところから選ぶのが正解です。

後回しにしていると、その国の情勢が悪化して、旅行に行きにくくなっているかもしれません。

家庭や仕事の事情で、行く時間がなくなっているかもしれません。

そもそも旅行に行くお金がないかもしれません。

後になればなるほど、想定外や不確定要素が増えやすいため、コントロールが難しくなるのです。

ストレートに生きたほうが、人生を楽しめます。

まず好きなことから選びましょう。

好きなことから選ぶのは、わがままでも自己中心的でもありません。

素直な自分を表現した選び方です。

一番好きなことから選ぶのが、一番楽しい選び方です。

もちろん段取りやスケジュールの都合で希望どおりにいかないこともあるでしょうが、できるだけ心がけてみてください。

好きなことは、後回しにするのではなく、最初に選ぶこと。

好きなことから選ぶのが、楽しい人の考え方です。

楽しい人になる方法(7)
  • 好きなことは、後回しにせず、最初に選ぶ。
つまらない人は、決断も行動も遅い。
楽しい人は、決断も行動も早い。

楽しい人になる30の方法

  1. 楽しい人は、楽観主義者。
  2. まず自分が楽しもう。
  3. 楽しい気持ちだから、楽しいことを考えるのではない。
    楽しいことを考えているから、楽しい気持ちになる。
  4. 楽しい人には、人を楽しませる習慣がある。
  5. 自分のことが嫌いだと、楽しい人になるのは難しい。
  6. 知的好奇心は、あなたを新しい世界に導く力がある。
  7. 好きなことを後回しにする必要はない。
    むしろ好きなことから選んでいこう。
  8. つまらない人は、決断も行動も遅い。
    楽しい人は、決断も行動も早い。
  9. 楽しい人は、積極的に話しかける習慣がある。
  10. 楽しい人は、会話上手。
    話し上手・聞き上手を心がけよう。
  11. つまらない人は、返事が暗い。
    楽しい人は、返事が明るい。
  12. 提案は「いいね」と肯定することから始めよう。
  13. 楽しい人は、心配りが上手。
  14. 理解力・共感力のある人は、必ずモテる。
  15. リアクションが小さいと、会話は盛り上がらない。
    大きなリアクションは、会話を盛り上げるスパイス。
  16. アドバイスはなくていい。
    悩みを解決しなくてもいい。
    じっくり話を聞いて、共感するだけでいい。
  17. ユーモアのセンスは、後天的要素。
    努力さえすれば、短期間で身につけられる。
  18. 楽しいネタは、自然と浮かぶものではなく、準備しておくもの。
  19. 楽しい人は、褒め上手。
  20. 下手な相槌では、盛り上がる話も盛り上がらない。
    大切なのは、話の調子を合わせた相槌。
  21. 大切なのは、会話のキャッチボール。
    話してばかりはよくない。
  22. つまらないと感じるのはいい。
    つまらない顔をするのがいけない。
  23. 楽しい人になるためには、最低限のマナーを守っておく必要がある。
  24. 親切の押し付けに要注意。
    大切なのは、純粋なサービス精神。
  25. 前に話したことをきちんと覚えているか。
  26. 余裕がなければ、心は死んでいるも同然。
  27. 「つまらないことを楽しくする」という挑戦を楽しもう。
  28. 元気が出るから、行動するのではない。
    行動するから、元気が出る。
  29. 過去も未来も幻想。
    生きているのは、今しかない。
  30. 楽しみを独り占めすると、幸せが半減する。
    楽しみをわかち合うと、幸せが倍増する。

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