日常では時に、落ち込むことがあります。
友人に悪口を言われた。
好きな人に振られた。
仕事のミスで、上司から叱られた。
嫌なことがあると、意気消沈するでしょう。
気分が落ち込んでいるとき、どうするかです。
普通なら、元気がないので、じっとしていることが多いのではないでしょうか。
部屋に閉じこもる。
だらだら漫画を読む。
1日中、寝て過ごす。
もちろんじっとしているだけでも、ある程度元気は回復します。
時間は、あらゆる落ち込みを癒す特効薬。
時間が経つにつれて、だんだん落ち込みから立ち直っていけるでしょう。
しかし、時間に頼った回復方法は、受動的かつ不安定です。
時間任せなので、いつ回復できるか不明です。
回復に3日かかるかもしれない。
1週間かかるかもしれない。
1カ月以上かかる可能性もあるでしょう。
時間による回復方法は、回復時期に確証がありません。
またじっとしていると、筋力が低下して、健康にも悪影響。
出る元気も、ますます出にくくなります。
楽しい人になりたいなら、気分が落ち込んでいるときこそ正念場です。
気分が落ち込んでいるときこそ、何か行動をしましょう。
やる気も元気もなくてかまいません。
最初はやる気や元気がなくても、行動しているうちに、だんだんやる気や元気が出てきます。
集中力がなくても、次第に集中力が出てきます。
解決策がなくても、動いているうちに解決策が見つかることもあります。
たとえ気分が極限まで落ち込んでいたとしても、やはり何か行動したほうがいい。
まず、やるべき仕事に取り組んではいかがでしょうか。
目の前にある仕事に取り組んで忙しくなれば、落ち込みを忘れることができます。
とにかく仕事を前に進める。
頭や体を動かしていくうちに、だんだんやる気や元気が出てきて、調子も出てくるでしょう。
仕事をする元気すらないなら、簡単な家事から始めてはいかがでしょうか。
部屋の掃除・洗い物の洗濯・食材の買い物・犬の散歩・食事の支度。
簡単な家事なら、気分が落ち込んでいても、比較的少ない気力と体力で動けるはずです。
きちんと体を動かせば、少なくとも筋力低下を防げます。
筋肉は、気力を生み出す発電機です。
元気が出るから、行動するのではありません。
行動するから、元気が出るのです。