楽しい会話をするなら、リアクションが大切です。
返事が薄い。
返事が曖昧。
表情の変化が乏しい。
もしくは完全に無視。
心当たりがあるなら要注意です。
リアクションが小さいと、相手は、だんだん不安になってくるでしょう。
「意味がわからないのかな」
「話がつまらないのかな」
「声が聞こえていないのかな」
「会話が苦手な人なのかな」
「体調が悪いのかな」
リアクションが小さいと、相手は何を考えているのかわかりません。
相手の反応ははっきりしないと、会話を退屈しているように見えてしまいます。
場合によっては悪く誤解されることもあります。
「あまり話をしたくない」「早く帰りたい」「あなたが嫌い」などのネガティブなニュアンスが伝わることもある。
リアクションが小さいだけで、悪い誤解をされるのは不本意でしょう。
リアクションが小さいと、話を続けにくくなるのです。
盛り上がる会話も盛り上がりません。
なかでも、ノーリアクションは、最も失礼な返事の1つです。
ノーリアクションは無視と同じなので、できるだけ避けたほうがいいでしょう。
楽しい人になるために、きちんとリアクションを心がけましょう。
ただリアクションするだけではありません。
できるだけ大きなリアクションを心がけることが大切です。
驚くときは、大きく目を見開いて驚く。
嬉しいときは、ガッツポーズで喜ぶ。
笑うときは、しっかり笑顔を見せて笑う。
リアクションは「あなたの言葉をしっかり受け止めました」という意味があります。
さらに大きなリアクションの場合「あなたとの会話が楽しい」という意味も伝わるので、ますます喜ばせることができます。
リアクションが大げさで笑われてもいいのです。
笑いが生まれれば、ますます楽しい会話になります。
舞台やテレビで活躍する芸人や司会者はみんな、大きなリアクションが特徴です。
大きなリアクションだから、話が楽しくなって、場が盛り上げていけます。
ギャグやユーモアなら、知性や経験が必要ですが、大きなリアクションなら、知識も経験も不要です。
反応の度合いを大きくするだけなので、心がければ、今すぐできるでしょう。
リアクションが小さくて嫌われることはあっても、大きくて嫌われることはありません。
楽しいから、大きなリアクションをするのではありません。
大きなリアクションをするから、楽しくなるのです。
さっそく今から大きなリアクションを心がけましょう。
大きなリアクションは、会話を盛り上げるスパイスです。