日常で普通に好きな人と接していれば、それだけで相手のことをよく知ることができるようになります。
勉強とは大げさな表現ですが、ただ単純に「よく会い、よく話し、よく笑う」を重ねて増やしていけばいいのです。
学校の勉強と同じように、勉強する時間が長ければそれだけよく勉強ができます。
好きな人のことがよくわからない人に限って、相手とあまり会っていません。
あるいは会ってはいても、うまくコミュニケーションが取れていない状態です。
結果があるからには、必ず原因があります。
自分がなぜ相手とうまくいかないのかを考えてみましょう。
ただしここで、1つ注意してほしいことがあります。
それは相手に迷惑をかけないということです。
相手に迷惑をかけてしまっては、お付き合いや恋愛どころの話ではなくなります。
ストーカーになります。
好きな人のことに詳しくなるのはいいですが、限度を超えて迷惑をかけてしまうほど極端になってしまっては逆効果です。
相手に迷惑をかけてまで詳しくなろうとする人が、ストーカーになります。
相手に迷惑をかけてしまうほど付きまとい、自分は迷惑をかけていることに気づいていない人がストーカーなのです。
ここが恋愛の難しいところです。
好きな人のことを思えば思うほど頭の中を占領し、忘れたくても忘れられなくなります。
もっと詳しくなろうとするのですが、度が過ぎると恋愛は犯罪になってしまうのです。
恋愛も、善となるのか悪となるのかは、ほんの紙一重の違いなのです。
私は「もっと詳しくなろう」と言ってはいますが、本当に詳しくなることに没頭しすぎてしまうと、これは逆効果になりかねません。
恋愛に限ったことではありません。
スポーツでも勉強でもそうですが、限度を超えると、相手の迷惑になります。
好きな人と一番身近に接しているのは、私ではなく、あなたです。
この「うまい距離感」を調節できるのも、あなたの仕事です。
私は相手に会ったことはなく、実際に会っているのはあなたです。
これに関しては私がどのようなところで、あなたが一番よく知っているはずです。
この微調節にうまく成功できた人が、次のステップへと進めます。