忍耐力を鍛える1つとして、おすすめの習慣があります。
不言実行です。
不言実行とは、あれこれ言わず、黙ってするべき仕事に取り組むことをいいます。
不言実行は、行動力を鍛える習慣と思われがちですが、忍耐力を鍛える習慣でもあります。
私たちは行動する前、何か一言言いたくなります。
面倒な仕事なら、愚痴を言いたくなります。
不本意な仕事なら、文句を言いたくなります。
失敗しそうな仕事なら、保険として言い訳をしておきたくなります。
大きな仕事なら「やります」と宣言したくなります。
何か一言言いたくなる気持ちになりますが、ぐっとこらえることです。
あまり小言を言っていると、かえってかっこ悪くなります。
「やります」と言うだけの人にならないことです。
「やります」と言うだけで行動しないのが、一番かっこ悪い。
では「やります」と言ってから行動すればいいかというと、それも普通です。
一番かっこいいのは、あれこれ言わず、黙ってするべき仕事に取り組んでいる人です。
忍耐力を鍛えるトレーニングとして、不言実行を心がけましょう。
面倒な仕事で愚痴を言いたくなっても、言わない。
不本意な仕事で文句を言いたくなっても、黙っておく。
失敗しそうな仕事で言い訳をしたくなっても、一切しない。
大きな仕事であっても、静かに着手する。
あれこれ言わず、黙って自分がするべき仕事に取り組みます。
言いたい気持ちをぐっと我慢しながら行動するとき、心に適度な負荷を与えます。
愚痴も文句も言わないから、忍耐力が鍛えられます。
言葉を発するパワーを、行動力に向ければ、成し遂げる可能性も高まるでしょう。
不言実行は、人としての魅力を高めます。
あれこれ言わず、黙って行動することで、行動力と忍耐力が鍛えられていきます。