執筆者:水口貴博

忍耐力を鍛える30の方法

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嫌なことがあっても、八つ当たりしない。

嫌なことがあっても、八つ当たりしない。 | 忍耐力を鍛える30の方法

嫌なことがあっても、八つ当たりしないことです。

たしかに嫌なことがあれば、心に不快な気持ちが生まれます。

不満・怒り・憎しみ・悲しみ・いら立ち。

不快感が生まれると、それを早く外に吐き出したくなります。

気持ち悪いストレスを、思いきり当たり散らすのは、さぞ気持ちがいいでしょう。

しかし、八つ当たりによる解決法は、現実に破壊的な結果をもたらします。

人に八つ当たりすれば、人間関係にひびが入ります。

仲直りが簡単にできればいいですが、仲直りが難しい場合もあります。

物に八つ当たりすれば、壊してしまうでしょう。

修理できればいいのですが、できないものもあります。

自分はよくても、周りに迷惑がかかります。

八つ当たりで気持ちが楽になっても一時的です。

最終的に後悔をもたらします。

なにより忍耐力を鍛えることができません。

不快な感情を吐き出すと、忍耐力を鍛える機会も捨てることになるため、心が弱いままになります。

嫌なことがあったときに生まれた負の感情は、忍耐力を鍛える材料になります。

むやみに吐き出さないことです。

飲み込んでゆっくり消化していきましょう。

時間はかかってもいい。

不快な感情に耐えながら自分が処理することで、忍耐力を鍛えることができます。

「我慢する力を鍛えている」と思えば、不毛な不快感に意味や価値が見いだせます。

嫌なことがあっても、不快感を我慢することで、負の感情の消化能力を鍛えることができます。

最後に残った消化しきれないストレスは、仕事や運動など、生産的な行為で吐き出すのが得策です。

運動として吐き出せば、体を鍛えるチャンスになります。

仕事として吐き出せば、結果を出すチャンスになります。

どちらも自分のためになる発散法なので、現実にプラスの結果をもたらします。

忍耐力を鍛える方法(23)
  • 嫌なことがあっても八つ当たりせず、飲み込んでゆっくり消化していく。
嫌いなものをおいしいと思って食べると、苦手意識を克服しやすくなる。

忍耐力を鍛える30の方法

  1. 「忍耐力を鍛えて生まれ変わる!」と宣言しよう。
  2. 忍耐力を鍛えるには、あえて厳しい環境に身を置くことも必要。
  3. 有酸素運動を習慣にすれば、強い忍耐力を獲得できる。
  4. 自分が自分に与えた課題は、忍耐力を鍛えやすい。
  5. 間違いや失敗を隠したりごまかしたりすると、忍耐力が弱くなる。
  6. トラブルを楽しむ心を持てば、忍耐力が鍛えられる。
  7. 身銭を切ってストレスを経験すると、忍耐力を鍛えやすくなる。
  8. 自己暗示をかける3つのポイント。
  9. 「面倒だな」と思ったときこそ、忍耐力を鍛える絶好のチャンス。
  10. いらいらしたときににっこりするのも、メンタルトレーニング。
  11. 諦めそうになったときは、忍耐力を鍛えるチャンス。
  12. 義務感でメンタルトレーニングをしない。
  13. 受け流す力も、忍耐力の1つ。
  14. 人のために行動するとき、自然と忍耐力も強くなる。
  15. 文句・悪口・不平不満ばかり言っていると、忍耐力が鍛えられない。
  16. 取り組むのではなく、のめり込む。
    のめり込まないと、忍耐力は鍛えられない。
  17. 迷ったときは、いつもと違う選択肢を選ぶ。
  18. 「無理です」「できません」という一言は、忍耐力に悪影響。
  19. 自分から嫌いな人に挨拶をするだけで、忍耐力が鍛えられる。
  20. 自分は悪くないのに謝らなければいけない経験が、忍耐力を鍛える。
  21. 不安や寂しさを取り除く最良の手段は、多忙。
  22. つまらない無駄話をにこにこしながら聞くことで、忍耐力が鍛えられる。
  23. 嫌なことがあっても、八つ当たりしない。
  24. 嫌いなものをおいしいと思って食べると、苦手意識を克服しやすくなる。
  25. 落ち込むなら、明るく落ち込む。
  26. 切羽詰まったとき、一発逆転を促す一言。
    「さあ、楽しくなってきたぞ」。
  27. 周りのペースに惑わされない。
    マイペースを貫くにも、強い忍耐力が必要。
  28. 不言実行は、忍耐力を鍛える習慣。
  29. 「苦しい」「つらい」という口癖があると、忍耐力を鍛えるのは難しい。
  30. 忍耐力のベストな鍛え方は、人によって異なる。

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