物事に挑戦するときは、その結果に期待します。
「うまくいくと褒められるだろう」と考えながらにやにやする。
「こんな結果が出れば幸せだな」とわくわくする。
「うまくいったらどうしよう」とそわそわしながら期待をする。
よい結果が出ることを期待すると、だんだん心が弾んできます。
よい結果を目標にすれば、ますます集中して仕事に取り組めるでしょう。
もちろん結果に期待するのは素晴らしいこと。
「よい結果を出したい」というモチベーションも健全です。
よい結果を期待すると、やる気や勇気が倍になり、不安や恐怖は半減します。
しかし、結果に期待するのはいいですが、期待しすぎるのはよくありません。
結果を期待しすぎると、メンタルが不安定になるからです。
もしうまくいかなければ、どん底まで落ち込むでしょう。
よい結果を期待していた分だけ、心臓が止まりそうなほど大きなショックを受けます。
わんわん泣いて、涙が止まらない。
回復するのに時間もかかるはずです。
では、結果がよければいいかというと、それも違います。
期待どおりの結果が出ると、喜びを通り越して有頂天になります。
あまりの喜びに気分が舞い上がると、興奮で周りが見えなくなる。
油断した結果、大きな間違いや失敗を招きやすくなります。
結果に期待しすぎると、感情の起伏が激しくなるため、メンタルも不安定になるのです。
結果に期待することはあっても、期待しすぎないことです。
大切なのは平常心です。
結果に期待しつつも、平常心だけは保つことが大切です。