執筆者:水口貴博

悪徳業者を見分ける30の方法

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メリットばかりで話がうますぎないか。

メリットばかりで話がうますぎないか。 | 悪徳業者を見分ける30の方法

うまい話には注意が必要です。

「こんなメリットがあります」

「こんな素晴らしい特徴があります」

商品・サービスの優れた点ばかり紹介されると「素晴らしい」「お買い得だ」と思いがちです。

もちろんどこの業者でも、商品・サービスのメリットを強調するのは当たり前のこと。

少しでも売り上げを上げるため、メリットを前面に出して販売を促進させるのは、どこの業者でも行う方法です。

しかし、不自然にメリットばかりなら、注意が必要です。

うまい話があれば「何か裏があるのではないか」と考える癖をつけてください。

うまい話があれば、普通は人に言いません。

どんな商品・サービスにもデメリットはあります。

にもかかわらず、メリットの話ばかりで、デメリットを伝えないなら、消費者の立場を考えていない業者と言えるでしょう。

まっとうな業者なら、あくまで消費者の立場に立って考えるため、メリットだけでなくデメリットも伝えます。

「こんなメリットがあります。ただし、こうしたデメリットもあります。いかがですか」

いくらメリットが素晴らしくても、デメリットを伝えなければ、正しい購入判断ができません。

にもかかわらず、メリットしか強調しないのは、話がうますぎるため不自然と言えます。

あなたを早く購入させようとしている可能性があります。

もしくは、言えないようなデメリットが隠されているのかもしれません。

詳しい事情は不明ですが「うまい話には裏がある」と思っておくのが賢明です。

購入後、何らかのトラブルに見舞われる可能性があります。

落ち着いて購入の判断をさせてもらえる業者と付き合いましょう。

悪徳業者を見分ける方法(8)
  • メリットの話だけで納得せず、きちんとデメリットも確認する。
見積もりに不明瞭な項目はないか。

悪徳業者を見分ける30の方法

  1. 悪徳業者は、自分から「悪徳業者です」とは言わない。
  2. 比較は、賢い消費者になるための第一歩。
  3. 比較を嫌がる業者は、不都合が隠されている可能性がある。
  4. 相場と比べて、安すぎないか。
  5. 強引な購入・契約をさせようとしないか。
    即断即決をさせようとしないか。
  6. セールストークは、話半分で聞くくらいがちょうどいい。
  7. 当たり前のマナーや最低限のマナーができていないのは、業者の基本に問題がある可能性が高い。
  8. メリットばかりで話がうますぎないか。
  9. 見積もりに不明瞭な項目はないか。
  10. 見積もり対応が不自然な業者は、怪しいと考える。
  11. オフィス・ウェブサイト・パンフレットが、不自然に立派すぎないか。
  12. きちんと解約手数料・違約金の確認をしておく。
  13. アフターサービスへの思い込みに要注意。
  14. 業者の免許や身分証などの確認をする。
  15. 販売員は、基本的な知識に欠けていないか。
  16. 必要もなく、個人情報を伝えない。
  17. あなたの質問は、ただの質問ではない。
    未来の後悔を減らすための質問でもある。
  18. 悪徳業者もまっとうな業者も、巧みな話術であおってくる。
    では、どう見分けるか。
  19. インターネット上で悪い評判が目立っていないか。
  20. しつこい営業のある業者は、悪質業者の予備軍。
  21. レスポンスの悪い業者は、注意フラグを立てておく。
  22. ほかの業者をけなすところとは、付き合わないのが賢明。
  23. きちんと契約書を読まずに、署名や押印をしない。
  24. 違法行為をしている業者とは関わらない。
  25. 代金引換による支払いができる業者か。
  26. 「特定商取引法」「プライバシーポリシー」の表示を確認する。
  27. 電話番号に不自然な点はないか。
  28. 支払い方法が多数あるにもかかわらず、支払い段階になると、銀行振り込みに誘導しようとしないか。
  29. 高額商品の購入は、前もって誰かに相談しておくと、失敗を防ぎやすくなる。
  30. 「何だか嫌な感じがする」という違和感を無視しない。

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