執筆者:水口貴博

悪徳業者を見分ける30の方法

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販売員は、基本的な知識に欠けていないか。

販売員は、基本的な知識に欠けていないか。 | 悪徳業者を見分ける30の方法

販売員の基本的な知識も、確認しておきたいポイントです。

その商品・サービスについて、販売員がどのくらい知識を持ち合わせていますか。

販売員が商品の魅力を細かく説明していると「詳しいな」と感心するかもしれません。

細かい数字やデータをすらすら話す様子は、専門家そのもの。

詳しいことがわかれば、つい販売員の言葉も信じてしまいがち。

販売員の説明も話し方も上手なら、なおさら信用してしまいやすいでしょう。

しかし、商品説明がスムーズでも、それだけで知識が豊富と考えるのは早合点です。

マニュアルにある文言を丸暗記しているだけで、実際は詳しくわかっていない場合があります。

その商品についてよくわかっていない人が、消費者に商品を正しく勧められるはずがありません。

マニュアルに書いたとおりに話すだけなら、誰でもできます。

販売業者の質を見分けるためにも、一方的に説明を聞くだけでは不十分。

販売員であるからには、基本的な知識はもちろん、専門的な知識を持ち合わせているのが普通です。

そこで、ときどきこちらからも質問をしてみましょう。

突然の質問に、どれだけ詳しく丁寧に説明してもらえるか確認しておくことが大切です。

相手から話すことはスムーズでも、質問されると、ほとんど答えられないなら要注意です。

難しすぎる質問なら別ですが、簡単な質問すら答えられないなら、実際は基本的な知識も欠けていると考えられます。

基本的な知識が欠けているなら、信頼にも欠けると言えるでしょう。

販売員と話をして、頼りない様子があれば、購入は見送ったほうがいいかもしれません。

悪徳業者を見分ける方法(15)
  • 販売員に基本的な知識があるか確認する。
必要もなく、個人情報を伝えない。

悪徳業者を見分ける30の方法

  1. 悪徳業者は、自分から「悪徳業者です」とは言わない。
  2. 比較は、賢い消費者になるための第一歩。
  3. 比較を嫌がる業者は、不都合が隠されている可能性がある。
  4. 相場と比べて、安すぎないか。
  5. 強引な購入・契約をさせようとしないか。
    即断即決をさせようとしないか。
  6. セールストークは、話半分で聞くくらいがちょうどいい。
  7. 当たり前のマナーや最低限のマナーができていないのは、業者の基本に問題がある可能性が高い。
  8. メリットばかりで話がうますぎないか。
  9. 見積もりに不明瞭な項目はないか。
  10. 見積もり対応が不自然な業者は、怪しいと考える。
  11. オフィス・ウェブサイト・パンフレットが、不自然に立派すぎないか。
  12. きちんと解約手数料・違約金の確認をしておく。
  13. アフターサービスへの思い込みに要注意。
  14. 業者の免許や身分証などの確認をする。
  15. 販売員は、基本的な知識に欠けていないか。
  16. 必要もなく、個人情報を伝えない。
  17. あなたの質問は、ただの質問ではない。
    未来の後悔を減らすための質問でもある。
  18. 悪徳業者もまっとうな業者も、巧みな話術であおってくる。
    では、どう見分けるか。
  19. インターネット上で悪い評判が目立っていないか。
  20. しつこい営業のある業者は、悪質業者の予備軍。
  21. レスポンスの悪い業者は、注意フラグを立てておく。
  22. ほかの業者をけなすところとは、付き合わないのが賢明。
  23. きちんと契約書を読まずに、署名や押印をしない。
  24. 違法行為をしている業者とは関わらない。
  25. 代金引換による支払いができる業者か。
  26. 「特定商取引法」「プライバシーポリシー」の表示を確認する。
  27. 電話番号に不自然な点はないか。
  28. 支払い方法が多数あるにもかかわらず、支払い段階になると、銀行振り込みに誘導しようとしないか。
  29. 高額商品の購入は、前もって誰かに相談しておくと、失敗を防ぎやすくなる。
  30. 「何だか嫌な感じがする」という違和感を無視しない。

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