ほかの業者の名前を出したとたん、悪口を言い始めませんか。
「あそこは最低ですよ。絶対やめたほうがいい」
「あそこは技術も実績もないので、関わると、ひどいことになりますよ」
「悪い評判をよく聞きますね。レベルの低い業者ですね」
中には事実が含まれているかもしれません。
知らなかった情報を聞かされ、役立つこともあるでしょう。
競合相手なので「大事なお客さまを取られたくない」という気持ちもあるのかもしれません。
だからとはいえ、人前でおおっぴらに悪口を言うのは不適切です。
誰でも悪口を聞かされると、気分が悪くなります。
その業者の評価を下げることで、相対的に自分たちの評価を上げたいのかもしれませんが、ビジネスとしてはマナー違反。
露骨に悪口を言うのは、業者としての常識とモラルを疑います。
下品な手法でしかアピールできないのは、自社の商品・サービスに自信がない裏返しです。
頻繁に悪口を言う業者なら、いずれあなたも陰で悪口を言われるようになるかもしれません。
「あの客は最低だ。対応が面倒」などと言われている様子をイメージしてみてください。
やはり嫌な気分になるはずです。
本当に実力があるなら、けちをつける必要はありません。
正々堂々と自社の商品・サービスの魅力をアピールするだけで済む話です。
露骨にほかの業者の悪口を言うところなら、後先のことを考え、付き合わないのが賢明です。