別れ話がスムーズに決着しないのは珍しくありません。
喧嘩をしないように話した結果、話が堂々巡りになって進展しない。
お互いの言い分が対立して、なかなか別れ話が進展しない。
最終的に一定時間が過ぎれば、ひとまず別れ話を打ち切ることになります。
こんなとき「別れ話に失敗した」と考えがちですが、誤解があります。
そもそも1回だけの別れ話で決着をつけようとするのは無理があります。
いきなり別れ話を告げられれば、誰でも驚いて当然。
気持ちの整理に時間がかかり、納得できない話もあるでしょう。
長年付き合ってきた関係なら、相手が別れ話に納得するまでには時間がかかるはず。
大きなテーマをすぐまとめるのは難しい。
むしろ1回の別れ話で決着しないほうが自然です。
「ひとまず1回目の別れ話が終了」と考えましょう。
「そうだよね。いきなりの別れ話はさすがに無理があるよね」と思うくらいでいい。
落ち込まず、2回目の別れ話の準備を始めましょう。
2回目なら、相手も事情をわかっているため、1回目より建設的な話し合いができるはずです。
2回目も行き詰まれば、3回目です。
納得しないまま別れると、後味の悪い別れ方になります。
急いで終わらせようとするのではなく、相手が納得するまでゆっくり時間をかけることが大切です。
交際をいい思い出にするためにも、後味のよい別れ方を心がけましょう。