「褒めるのが恥ずかしい」
そう思うのは、普段から褒める練習が足りないからです。
面と向かって露骨に褒めるのは、相手の機嫌を取ろうとしているようで、抵抗感を抱く人もいるでしょう。
しかし、それは誤解です。
素晴らしい点があったとき、褒めるのは自然の行為。
褒めるのが恥ずかしいと思う本当の原因は、ほかにあります。
褒めるのが、日常の一部になっているからです。
褒めるのが特別な行為になっていると、褒めるのが恥ずかしく感じて当然です。
恥ずかしいと思う気持ちがなくなるくらい、普段から褒める習慣を持つのです。
人と出会ったとき、短所より長所を見る習慣をつけましょう。
悪いところは見ないで、いいところを見ます。
長所に気づけば、そのままにするのではなく、すかさず褒めるのです。
「上手ですね」
「きれいですね」
「すごいですね」
「気が利きますね」
「おしゃれですね」
「頑張ったのですね」
「素晴らしいですね」
日常的に続ければ、褒める習慣が自然と身につきます。
褒めるのが当たり前の行為になれば、恥ずかしい気持ちにはなりません。
むしろ相手の素晴らしい点を見つけたにもかかわらず、褒めなかった自分を恥ずかしく思うようになるでしょう。
褒めると、相手は自分に自信を持ちます。
あなたの一言の褒め言葉が、相手の自信につなげ、幸せな気持ちにさせるのです。