いずれ、亡くなった父に会えます。
いずれ、亡くなった母に会えます。
そればかりではありません。
亡くなった恩師や友人にも、会えます。
亡くなったペットにも、会えます。
時期はわかりませんが「いずれ」です。
死ぬのは、消えることではありません。
別の世界に旅立つだけです。
姿を変えて、違うところに移動するだけです。
ちょっとした引っ越しです。
死ぬのは、怖いことではありません。
ほっと安心できることです。
苦しみを、もう味わうこともありません。
生きる困難、老いる恐怖、病の苦しみ、死の恐怖とは、お別れです。
現世で感じていたあらゆる苦しみがなくなり、軽やかな気分になれます。
死ぬとは、亡くなった人と、久しぶりに会えることです。
亡くなった人は、向こうの世界で、あくびをしながら待ちくたびれていることでしょう。
久しぶりに会ったときの話題を、今から考えておきましょう。
自分のところにも、いずれお迎えが来ますが、まだ少し時間があるようです。
お迎えの時期は考えません。
適切な時期に、お迎えが自然とやってきます。
与えられた時間は、楽しませてもらいましょう。
趣味を楽しみ、最後の最後まで、人生を存分に楽しみます。
「すごく遊んだぞ。楽しかったな」
遊ぶだけ遊んで、遊び疲れたとき、すっとお迎えがやってくるのです。