昔から楽しんでいた趣味は、年を取るにつれて、しづらくなります。
体力、視力、聴力が衰えると、趣味をしたくても、しづらくなります。
しかし、趣味がしづらくなったとはいえ、完全に趣味をやめてしまうのはおすすめしません。
趣味をやめると、衰えがさらに加速し、寿命まで短くなる傾向があるからです。
趣味をやめてしまえば「やることがない」という状態になります。
楽しみも刺激もありません。
食べて寝るだけの生活になります。
1日中、ぼうっとすることになり、体も頭も衰えるスピードが加速するのです。
どんな状況であろうと、趣味はやめるべきではありません。
趣味がしづらくなれば、程度や頻度を抑えて、続けるようにしましょう。
たとえば、登山が趣味だとします。
足腰が弱くなっても、無理をせず、できる範囲で続けましょう。
単独で挑戦するのではなく、若い人の力を借りる手もあるでしょう。
高い山でなくても、低い山に登るなど、程度を下げるのもいいでしょう。
さらに衰えたとすれば、近所の小高い丘に登るだけでもいいです。
ウォーキングという形に変えて、趣味を続けるのもいいアイデアです。
趣味を完全にやめることだけは、避けたいところです。
程度や頻度を抑えるなどして、少しでも長く続けるようにしましょう。
趣味は、健康維持にも役立つだけでなく、人生を豊かにします。
趣味を通じて、人と交流できたり、刺激を楽しめたりします。
趣味を続けているかぎり、人生も楽しめます。
趣味は、死ぬまで、続けるべきなのです。