最後に、化粧をしたのはいつですか。
「最近は化粧の機会が少なくなった」という人も多いのではないでしょうか。
年を取ると、化粧に対する意識が低くなりがちです。
「年を取ると、化粧してもさほど変わらない」と思っていませんか。
誤解です。
年を取るにつれて、化粧をしたとき、よく変わります。
一気に、20歳も30歳も若返ります。
自分を明るく見せようとする昔の気持ちを思い出し、元気が出てくるのです。
「化粧する機会もない」と思っていませんか。
それも、誤解です。
化粧する機会は、たくさんあります。
誕生日、遠出をするとき、家族と外食をするときなどです。
化粧をすると、若いころの気持ちがよみがえります。
「表情が暗いから化粧が似合わない」と思っていませんか。
それも、誤解です。
表情が豊かになるから、化粧をするのではありません。
化粧をするから、表情も豊かになるのです。
見た目が華やかになると、気持ちも明るくなります。
お化粧をすると、心も体も元気になります。
外に出たくなり、社会とつながりたくなります。
化粧を始めたところ、ぼけが治り、おむつが取れ、足腰が強くなった高齢者の報告がたくさんあります。
化粧には、奇跡を起こす力があるのです。
次は、あなたが奇跡を起こす番です。
積極的に機会を見つけて、化粧を楽しみましょう。
80代だから、化粧が必要です。
化粧をする機会を増やすほど、若々しい心が出てくるのです。