後悔には、変わった特徴があります。
「しばらくしてから感じる」という特徴です。
経験している最中は、感じられないのです。
今は大変な毎日でしょう。
しかし、60代や70代になってから「あのときこうしておくべきだった」ということが、1つや2つ出てきます。
「もっと積極的に仕事をするべきだった」
「もっと部下の教育に、力を入れておくべきだった」
「もっと両親と会話をすべきだった」
「もっとわが子と接する時間を増やすべきだった」
「もっと健康に気を使うべきだった」
悔いる気持ちが出てきても、後からでは、やり直せないことがあります。
定年を迎えて退職した後では、部下の教育ができません。
両親が亡くなってからでは、接することもできません。
10歳のわが子と接することができるのは、1年間だけです。
15歳のわが子と接することができるのも、1年間だけです。
「後悔をしないために、今、何ができるか」
真剣に考えてほしいのです。
後悔しない生き方のために、今できることをリストアップしてみましょう。
おすすめするのは、後悔しないための一覧表の作成です。
後悔しないように、今できることをリストアップして、満足のいく生き方を心がけるのです。
まだ間に合います。
今からでも「後悔しないように生きる」と心がければ、おのずと生き方に力がみなぎります。
人生は、一度しかありません。
一度過ぎてしまった過去を戻すこともできません。
1日1日が貴重であり、今この瞬間も貴重です。
今日のあなたは、後から悔いることのない過ごし方でしたか。
「しまった」と思うことがないよう、一覧表を作成して、自分の行動に緊張感を作りましょう。