「年齢を取るほど可能性が小さくなる」
世間でよく聞かれる言葉です。
50代は、20代や30代に比べて、可能性が小さいと考える人も多いのではないでしょうか。
たしかに年を取れば、体力や記憶力が衰えます。
もちろん年を取っても運動できたり新しいことを覚えたりできますが、純粋な体力は、若い人に負けてしまうでしょう。
どうしても老いにはかないません。
また、年を重ねるにつれて、背負うことも増えます。
仕事の責任、子ども、ローンなどです。
その結果、可能性が小さくなるというわけです。
しかし、この言葉に惑わされてはいけません。
年齢と可能性との関係は、いかようにも変わるものです。
可能性は、重点の置き方で決まることだからです。
勝負するポイントを変えてください。
年を重ねるにつれて強くなる力に、重点を置くのです。
たとえば、思考力です。
思考力は、多くの経験を積み重ねるほど、磨かれる力です。
判断力、理解力、先見力などです。
若い人より優れた判断ができ、深く理解ができ、未来を正確に予想できるでしょう。
思考力を勝負ポイントにすれば、若い人より大きな可能性があります。
人脈もまた、年を取るほど強くなる力です。
長く生きているほど、たくさんの人と知り合えます。
知り合った人とも、経験を通して強い絆で結ばれているでしょう。
人脈を生かして行動すれば、若い人より大きな可能性があると言えます。
起業をするなら、経験や人脈を生かせば、若い人より有利な立場で挑戦できます。
「年齢を取るほど可能性が小さくなる」という言葉に惑わされないことです。
可能性が小さいなんて、とんでもありません。
可能性は、重点の置き方で決まります。
年数が高くなるほど強くなる力に重点を置けば、むしろあなたは今、人生で最も可能性が大きな状態なのです。