お金の管理について、どのくらい把握できていますか。
50代はお金の出入りが激しくなる時期です。
お金の管理については、今のことだけを考えるのではなく、これからのことも考えなければいけません。
お金についてはっきり考えておかなければいけないことが、2つあります。
家計についてはやはり「収入と支出」と「資産と負債」の把握は、必須です。
すでに把握している人もいるとは思いますが、定年が近い今の時期に、いま一度確認しておきましょう。
数字として表すと、支出や負債が多いことにも気づき、改善しやすくなります。
会社からの収入と、生活に伴う支出です。
土地があるなら、資産です。
家をローンで購入しているなら、負債です。
資産額もはっきり出して、現在の経済状態をきちんと把握しておきましょう。
「収入と支出」「資産と負債」について、現在の状態だけ把握するのでは不十分です。
これから5年後、10年後、定年後など、どう変化していくのかも考えておきましょう。
「老後を考えるのはまだ早い」と思いますが、現実味を帯びる時期に近づいています。
早く考えるに超したことはありません。
50代にもなれば、国内の経済状況にも精通しているはずです。
政治経済の情勢を考慮すれば、より正確な計画が立てやすくなるでしょう。
「年金はあてにならない」「今度は不景気があと15年は続きそう」などがわかれば、それなりの貯金も必要です。
家賃、食費、光熱費、教育費など、あらためて家計を確認しておきましょう。