逃げるのが、必ずしも悪いとは限りません。
人生では、逃げるのが正しいときもあります。
負けるとわかっている戦いに挑むのは、時間と体力の無駄です。
野生動物ですら、負けるとわかっている戦いは、逃げます。
負けると感じたときは、潔く逃げましょう。
ただし、無言でもちろん時には逃げることも必要ですが、逃げるばかりでは成長しません。
無言で逃げると、完全に負けたかのようです。
負けたと思われるのは、不本意です。
ただ逃げるだけでは、野生動物と同じです。
人間なら、人間らしい逃げ方をしましょう。
「また来る」という捨てゼリフを残して、逃げるのです。
野生動物にはできない逃げ方です。
「また来る」と言って逃げれば、完全に負けた雰囲気にはなりません。
「少しだけトイレ休憩をくれ」という感じです。
トイレなら、仕方ありません。
完全撤退ではなく、あくまで一時退散です。
戦いを、少し延期するだけです。
逃げてから、悔しい思いをやる気に変えて、力をつけましょう。
いずれ力を身につけてから、再び戦いに挑みます。
次は、相手が逃げる番なのです。