鍵のかかったドアで、行き詰まりました。
普通に考えれば、鍵を開けるためには、鍵が必要です。
あいにく、鍵はありません。
さて、どうすれば鍵を開けられるのでしょうか。
そういうときには、映画を思い出しましょう。
映画では、主人公が鍵のかかった部屋に閉じ込められたとき、お決まりの行動パターンがあります。
部屋に落ちている針金を使って、鍵をこじ開けようとするのです。
「まさか、開くわけがない」と思いますが、針金で適当に鍵穴をほじっているうちに、鍵が開いてしまうのです。
部屋に針金が落ちていなければ、ベッドやソファーなどのスプリングを使うこともあります。
もう何でもありです。
何でもありというくらい、可能性を探ってほしいのです。
鍵を開けられるのは、鍵だけとは限りません。
針金1本が、鍵の代わりになることもあります。
人生も同じです。
何かに行き詰まったとき、探すのは鍵だけではないのです。
「鍵の代わりになるかもしれない」と、思うことです。
鍵に見えないものでも、鍵の代わりになるかもしれません。
小さなことでも、可能性を信じて、探ってみましょう。
映画の主人公のように、恥を忍んで、可能性を探る姿勢が大切です。
悪あがきをたくさんしましょう。
意外なものが、鍵の代わりになり、突破口が開かれるのです。