お世話になったときは「ありがとう」と言って、感謝します。
このとき「1回のお世話につき、1回の感謝」という先入観がありませんか。
いいえ、1回のお世話につき、1回の感謝とは限りません。
感謝は、何度言ってもいいのです。
本当は、何度も言ったほうがいいのです。
たとえば、重い荷物を運ぶとき、人が助けてくれたとします。
「お手伝いしましょうか」と言われたときに、まず「ありがとう。お願いします」です。
この1回のみで、終わらせてしまう人がいます。
たしかにありがとうと感謝していますが、十二分ではありません。
まだまだ繰り返せます。
助けてもらった後、別れ際に「本当に助かりました。ありがとう」と感謝します。
後日、また会ったときにも「この前はお世話になりました。ありがとう」です。
これで、3回言えるのです。
感謝をきちんとできる人は、素晴らしいです。
何度もお礼を言うと、煩わしく思われるのではないかと、不安になる必要はありません。
するほど、喜ばれます。
礼儀がある人だなと思われ、好感度が上がります。
感謝されるから、また助けてあげようと思うのです。