「おや。これはいけるぞ!」
そう思ったのは、私が赤ワインとマグロの叩きを一緒に食べていたときです。
私は刺し身が大好きです。
よくスーパーで、刺し身を買うのですが、マグロの叩きが安かったので買って帰りました。
マグロの叩きばかりを口にしていて何か物足りない気がしたので、それとなく赤ワインも一緒に口にしてみました。
ワインといえば、レストランで提供されるイメージが強いためか、洋食と一緒に飲むイメージがあります。
そこで邪道かもしれませんが、ちょっと冒険をしてみようと、ワインに刺し身を組み合わせてみたのです。
これが大当たりでした。
違和感がなく、合うので驚きました。
「新しい味を発見してしまった」
純粋な和食でもない。
純粋な洋食でもない。
何か今までにない新しい味を発見した気持ちになり、妙に嬉しい気持ちになってしまいました。
ワインは洋食と一緒に食べるイメージがありますが、そういうルールがあるわけではありません。
一般的に白ワインといえば魚料理、赤ワインといえば肉料理です。
その原則を、あえて破ってみたのです。
意外な発見に出合うことがあります。
また、赤ワイン・刺し身・チーズの3種の組み合わせも、マッチします。
組み合わせは、まだまだあります。
中には邪道と思われる組み合わせもありますが、面白いのでやってみましょう。
必ずしも合うとは限りませんが、もしかしたらなかには「いい組み合わせだ」という発見もあるはずです。
ルールはたしかに大切ですが、破ることで意外な味を発見する可能性が開けます。
今までにない新しい味を発見しようとすると、冒険者になっている気分になるのです。