長時間のフライトでは、時差ぼけになります。
時差ぼけを解消するには、現地が夜になるまで寝ないことです。
しかし、これは思っているほど簡単なことではありません。
長時間のフライトで疲れているため、なかなか難しいでしょう。
じっとしていると眠くなります。
そこで逆のアプローチです。
じっとしていて眠くなるなら、じっとしていなければいいのです。
現地に到着をして、体を思いきり動かすような予定を入れる人も多いことでしょう。
海に面したリゾート地なら、到着するやいなや、眠気覚ましにビーチへ泳ぎに出かける人も多いはずです。
太陽の光を浴びながら冷たい水の中で泳いでいれば、たしかに眠気が吹き飛びます。
しかし、これは落とし穴です。
これほど危険なことはありません。
水難事故が発生しやすくなるからです。
長時間のフライトと時差ぼけによる疲れは、急に襲ってきます。
ビーチで泳いでいると、ふとたまった疲れが襲ってきて力が入らなくなることがあります。
足が着かないくらい深いところで泳いでいるなら、溺れてしまう危険があります。
ビーチに行きたい気持ちはわかりますが、せめて眠気がない状態で泳ぐべきです。
どうしても初日に泳ぎたい人は、あまり深いところまで泳ぐのは控え、浅瀬で軽く泳ぐだけにしておきましょう。