執筆者:水口貴博

海外旅行で注意したい30のタブー

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きちんとした服装の人を、見た目で信用するのはタブー。プロの泥棒は、意外にも必ず紳士的?

きちんとした服装の人を、見た目で信用するのはタブー。プロの泥棒は、意外にも必ず紳士的? | 海外旅行で注意したい30のタブー

海外旅行で気をつけたいのは、警官です。

「え? 警官はむしろ頼りになる人じゃないの」

今、そう思いましたね。

人間は、きちんとした服の人に弱いものです。

海外で気をつけたいのは、きちんとした服装の人です。

警察服を着た警官。

事務服を着たホテルスタッフ。

スーツ姿のビジネスマン。

人間は、その人の着ている服装から身分を想定します。

外見からどのくらい信用できるかを決めてしまいがちです。

警察服を着た人を見れば「警察の人だな」と思いますし、ホテルの制服を着ていれば「ホテルのスタッフだな」と思います。

スーツを着ていれば「ビジネスマンだな」と思います。

しかし、です。

その見かけと身分が、必ずしも一致しているとは限りません。

プロの泥棒は、ここに付け込もうとするのです。

「こんこん」

ホテルの部屋でくつろいでいると、ノックが聞こえました。

のぞき穴を見ると、ホテルスタッフが立っています。

「おや。ホテルスタッフが何の用事だろうか」

そう思って、気軽にドアを開けてしまいがちです。

その瞬間に、部屋の中に入って襲われる可能性があります。

事実、私がこれまでに海外で被害を受けたのは、意外にもきちんとした服装の人からでした。

スーツを着た紳士が「個人タクシーを運営しているんだ。どこでも連れて行ってあげるよ」とやってきました。

きれいな黒塗りのタクシーでした。

なんとなく、そのきちんとした見かけや雰囲気から「信用できそうだな」と思ってしまったのです。

しかし、その人は騙しのプロでした。

まんまと、タクシー料金を騙されました。

そういうケースは本当に多いのです。

一般的に私たちが想像する「悪い人」は、汚れた服装で、ぶっきらぼうで、人相が悪いというイメージです。

しかし、そういう人は、まれです。

プロの泥棒ほど、必ず紳士的です。

きちんとした服装でマナーがあり、いい笑顔で自然と近づくのです。

海外旅行で注意したいタブー(1)
  • きちんとした服装に人に、気をつける。
海外旅行客が大勢やってくる観光地は、犯罪の温床になっている。

海外旅行で注意したい30のタブー

  1. きちんとした服装の人を、見た目で信用するのはタブー。
    プロの泥棒は、意外にも必ず紳士的?
  2. 海外旅行客が大勢やってくる観光地は、犯罪の温床になっている。
  3. 海外では、偽ブランド品を買わない。
  4. 言葉がわからないときは、むやみに返事をしない。
    首を、縦にも横にもふらないこと。
  5. 海外旅行の初日に、絶対にしてはいけないこと。
  6. チップを小銭で渡すのは、逆に失礼。
  7. 枕の下にチップを置くのは不自然。
  8. 日本人特有の枕の下にチップを置く習慣。
    その心とは。
  9. 無料だと思ってみていたら有料チャンネルだった、というトラブル。
  10. 「履きやすい靴」という言葉の裏に潜む、意外な落とし穴。
  11. 急に近寄ってきた親切な人ほど、注意をすること。
  12. ホテルの部屋のテーブルには、むやみにお金や貴重品を置かない。
  13. 巨大美術館を真面目に見て回ろうとしない。
  14. 海外で宗教を聞かれたら「無神論者」とは答えるのはタブー。
  15. 宗教に対する不敬な行動は、慎む。
  16. 旅行先では、ハプニングの方向を見てはいけない。
  17. 命に関わるトラブルでないかぎり「話のネタができた」と開き直るほうがいい。
  18. 長時間のフライト後、すぐビーチで泳ぐのは危ない。
  19. パスポートの有効期限があるからとはいえ、必ず入国できるとは限らない。
  20. 高級ブティックでは、勝手に洋服を触らない、試着しない。
  21. にやにやしながらNoと断る姿は、外国人からは不思議に映る。
  22. 観光地には、写真撮影が許可されていない場所がある。
  23. 赤道に近い国へ旅行に行くなら、普段から日焼け止めを塗っておくほうがいい。
  24. 利用者が破ってしまいやすい、クレジットカードの3つの保険対象外。
  25. クレジットカードの意外な落とし穴。
  26. クレジットカード支払いの上限は、やみくもに高く設定すべきではない。
  27. 海外では批判に関することは、すべてタブーと考えていい。
  28. レストランでワインをオーダーするときは、人差し指に注意?
  29. 貴重品は、他人に預けない。
    預けた相手が、実は安全管理意識の低い人かもしれない。
  30. 博物館・美術館のフロントで荷物を預かろうとする、本当の意味。

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