旅行には大きく分けて、2種類あります。
「国内旅行」と「海外旅行」です。
人の好みにもよりますが、国内にいるなら国内旅行のほうが旅しやすく、頻度も多いことでしょう。
その点、海外旅行は違います。
海外旅行と国内旅行とは、同じ「旅行」という文字がついていますが、まったく別の次元のものと考えましょう。
それくらい両者には、大きな違いや隔たりがあります。
海外旅行は国内旅行と比べ、一気に敷居が高くなります。
国内旅行をする以上に、時間・お金・度胸・勇気などが必要になるからです。
国内旅行なら、言葉や文化など、すでに慣れ親しんでいる部分が多いですが、海外となれば、そうはいきません。
何から何まで、母国とは大きく異なることが多いでしょう。
母国語は一切通じなくなり、見慣れない人種に動揺し、初めて触れる文化に緊張する。
見たこともない通貨で買い物をしたり、おいしいのかまずいのかわからない食事を体験したりする。
度肝を抜かれることの連続です。
そういう意味で海外旅行は、旅行という名の「勉強」です。
何の勉強かというと、教科書や人の話を聞いただけでは学べない、貴重な見識を広める勉強です。
海外旅行に行く前と後では、あなたは別人になっていることでしょう。
度胸がついて堂々となります。
話に活力と緊張感があふれて、話題が豊かになるでしょう。
それくらい衝撃的な光景を見たり、未知なる体験をしたりするからです。
ぜひとも、人生に一度は、海外旅行を経験していただきたい。
海外旅行をすると、見識が一気に広がります。