上手に書くための勉強は、最高の文章と最低の文章の両方から学びましょう。
今の世の中は、昔の有名な文学作品でも、安く手に入るようになりました。
よい文学作品や、上手に書けている文章は、読んでいて勉強になります。
書く勉強をするときには、何も最高の文章ばかり読めばいいわけではありません。
最低最悪の文章を読むことも、実は、うまい文章を書くためには必要です。
これを「反面教師」といいます。
こんなふうになってはいけないと、相手の悪いところから、学ぶところを見つけます。
本屋でページ全体が字でいっぱいの本を見ると「読みにくいな。自分はこんなふうに書かないでおこう」と、学べます。
うまい文章を書くためには、よい作品を読むことが大切です。
しかし、よい作品だけでなく、悪い作品からも、大切なことを学べるのです。