友人と貸し借りをするときがあります。
もちろんお金の貸し借りは厳禁です。
しかし、そうは言ってもどうしても困っている相手を目の前に、貸し借りをせざるを得ないときがあります。
通常貸し借りと言えば「借りた物を返す」というのが基本です。
友人から本を借りたら、本を返します。
親から1,000円借りたら、1,000円返します。
これは、一見すれば当たり前のやりとりです。
借りたものは返すというのは、普通です。
しかし、普通だからこそ、感動もありません。
そこで人付き合いの上手な人は、ここで普通の人とは違ったことをします。
借りた量より多く返します。
たとえば本を借りたら、本を返して、さらにお礼でジュースをプレゼントします。
親から1,000円借りたら、利子をつけて1,100円で返します。
借りられただけでもありがたいことです。
その感謝の印として、プラスアルファを付け加えて返します。
その意外な返事に、相手は驚くことでしょう。
プラスアルファがあると、本当に感謝の気持ちを伝えたい気持ちがあることが感じられます。