ある真夏の朝です。
蒸し暑い朝、いつものように起きると、枕に血が付いていました。
「なんだ、なんだ? どうした?」
驚いた私は一瞬、何が起こっているのか、頭の整理がつきませんでした。
落ち着いて鏡で自分の顔を確認しました。
私の首から、血が流れていました。
傷は、引っかき傷です。
その傷痕から、起こった出来事を理解しました。
実は、寝ている間に、いつの間にか首を引っかいていました。
前日に、爪を切ったばかりでした。
爪を切った後、やすりをかけていなかったため、爪は鋭くとがっていた状態でした。
とがった爪が、さらに悪かったようです。
真夏の夜なら、蒸し暑いため、体を引っかいてしまうことはよくあります。
蒸し暑いため無意識のうちに、鋭い爪で首を引っかいてしまい、血を流していました。
もし、顔を引っかいていたらと思うと、ぞっとします。
意識がない睡眠中だからこそ、注意が必要です。
私はどうすればこれを防ぐことができるか、考えました。
防ぐ方法は2つあります。
まず基本は、爪を切った後に、やすりで爪のかどをなくすことです。
寝ているときだけでなく、起きているときも、肌を引っかいて傷つける原因をなくします。
もう1つの対策は、手袋を着けて寝ることです。
私は冬の場合、手袋を着けて寝ています。
寒い冬でも、指先まで温まるので寝つきがよくなり、爪で引っかいて肌を傷つけることもありません。
冷え性の女性にとっても、手袋を着けて寝るのは、有効です。
もちろん保湿クリームを塗って手袋を付ければ、寝ている間に肌を配慮でき、一石二鳥なのです。