1日の中で、人の体が最も乾燥しやすい瞬間は、いつだと思いますか。
実は、お風呂上がりです。
お風呂に入った後は、肌は水分でみずみずしく潤っているのは、たしかです。
しかし、何もスキンケアをしていないと、せっかくの水分が急激に乾燥し、体全身、肌はあっという間にかさかさになります。
ボディーソープで体を洗い、シャンプーで頭を洗い、洗顔クリームで顔を洗い、体全身の油分を徹底的に取り除いているからです。
油分を取り除いたお風呂上がりは、全身が乾燥しやすいです。
特に注意が必要です。
お風呂上がりは、誰でも乾燥するはずです。
お風呂上がりの行動こそ、差ができる瞬間です。
何もケアせず、乾燥したままでほったらかしにするのはよくありません。
若いころはさほど差が感じられなくても、その差は、見えないところで積み重なっています。
肌の水分がなくなるとかさかさになり、角質が硬くなります。
硬くなった角質は、溝を作りやすくなり、しわの原因になります。
もちろんお風呂上がりのスキンケアを怠っている人ほど、肌は固くなりやすく、しわもできやすくなります。
お風呂上りのスキンケアをほったらかしにしていると、年齢とともに、差がよく現れます。
保湿クリーム・ローション・オイルなどを使って、失った油分を補いましょう。
肌の状況に応じて、保湿クリームやオイルの量も調整しましょう。
皮脂の分泌が盛んな10代と50代とでは、ローションやオイルの量も異なるでしょう。
大切なことは、とにかく肌の保湿を怠らないということです。
1週間や2週間では差がありません。
しかし、3年、5年、10年と続けていけば、はっきり目に見える差ができます。