物を購入するときには、大きく分けて2つあります。
必要な物は、生活をするうえでどうしても必要で、なくてはならないものです。
一方、欲しい物は、なくても生活には困らないが、個人的な好みからほしいと思うものです。
お金持ちは「必要な物」で満足します。
基本は、これで十分です。
必要な物があれば、本来、生活が間に合うはずです。
それ以上、余分な物を買い求めたりしません。
しかし、貧乏人は買い求めてしまいます。
貧乏人は、必要な物だけで満足せず、欲しい物まで買おうとします。
欲の向くままにほしいものを手に入れていると、終わりがありません。
「もっとかわいい服が欲しい。もっと別の靴も欲しい。ブランドのバッグが欲しい……」
欲しい物は「もっともっと……」とエスカレートします。
「車が欲しい、家が欲しい、土地が欲しい」
エスカレートするにつれて、お金が必要です。
お金は減るばかりで、たまりません。
余分にお金を消費することになります。
「欲しい物を手に入れる生活」
キャッチコピーとしては心に響く一言ですが、実は落とし穴です。
貧乏への第一歩です。
あなたのお金の使い方は、いかがでしょうか。
まず「必要な物」と「欲しい物」を見分けましょう。
欲しい物ばかりを手に入れようとお金を使っていないかチェックしましょう。
必要な物だけで生活できているなら、十分ではありませんか。
必要な物だけで満足できないなら、お金持ちへの道は早々に諦めることです。