あなたの意思ではなく、間違ったお金を使ってしまったなら、その使い方は反省しましょう。
衝動買いのように、本来必要としないものを勢いで買ってしまい、後悔をしたという場合です。
そういうときには「お金の失敗によって得られる学び」に注目しましょう。
お金で損をしても、お金の学びを得ることができたなら、あなたはプラス・マイナス・ゼロです。
損をして得を取り、ゼロになります。
しかし、一度の失敗で得たお金の知恵を、一生涯を通して活用し続けることができるなら、むしろプラスになります。
小さな損で、大きな得を得られます。
お金で失敗をしたときには「損をした」「もったいない」と思わないことです。
失敗で得た学びを最大限に吸収して、自分のものにしましょう。
学びを得た瞬間、お金の失敗は、意味のある失敗になります。
「お金の勉強」に変わるからです。
お金を払って学校へ通い、授業を受けて学ぶように、あなたもお金を払ってお金の授業を受け、学びを得ることができたのです。
お金の損は、あなたの勉強のためにあるということです。
唯一のお金の失敗は、何も反省しないときです。
これは完全にマイナスです。
お金の学校に授業料を払っても、学校へ行かずサボっている状態です。
お金が損失したばかりで、何も得られていないのです。