私の金運がよくなり始めたのは、教える立場に立ち始めてからです。
学生時代の23歳のときに、自分の知っていることを積極的にアウトプットして、教える側に立ってみました。
初めは自信もなく、恥ずかしさもありました。
しかし、すぐ「教える側」の驚くべき効果を体感しました。
まず、教える側に立つと、相手のためにもなります。
「ありがとう」と感謝されると嬉しくなり、もっと教えたい気持ちになります。
もっと教えたい気持ちになれば、もっと勉強したいというやる気が出てきます。
また積極的なアウトプットをしていると、曖昧に記憶や理解していたことがはっきりわかります。
自分の勉強不足が実感できれば、知識の穴を埋めるために、また勉強しようとやる気が出てきます。
このように教える側が一番勉強することになります。
教えた相手には「ありがとう」と感謝されますから、充実感もあり、この上ありません。
特筆すべきことは、学ぼうという向上心のある素晴らしい人との出会いがあるということです。
今の生活を向上させようと心がけていたり、悩みを改善しようと挑戦したりしている人には、強い向上心のある人が多くいます。
私は教える側に立つことで、数々の素晴らしい向上心がある人たちと出会うことができました。
最後に忘れてならないのは、教える側というのは「お金を稼ぐ立場」であることです。
学ぶ側は「お金を支払う立場」ですが、教える側になると「お金を徴収できる立場」になります。
勉強ができ、感謝され、出会いがあり、そのうえお金まで稼げるという最高のポジションです。
人のためにしようと教えたことは、何倍にもなって自分に返ってくるのです。
教える側に立ったとき、金運はもちろんのこと、すべての運がよくなります。