テレビで視聴率が上がるのは、涙を流しているシーンだそうです。
ミュージシャンでも、漫才師でも、アナウンサーでも、涙を流しているシーンというのは、つい釘付けになります。
涙が出るというのは、コップの中が水でいっぱいになり、あふれてしまった状態です。
高ぶった気持ちを、自分でもコントロールできずに、つい涙がこぼれてしまうのは、好感が持てます。
恋愛で涙を見せるシーンがあります。
相手のことが好きで涙するシーンもあれば、悔しいときに涙しているときもあるでしょう。
そんなときは、見ているほうまで、気持ちが伝わってきます。
涙ほど、気持ちの伝わる方法はありません。
「好きな人の前で涙を流すなんて、みっともない」と言う人がいますが、一概にそうとも言えません。
私が小学校6年生のときの先生は、よく泣いていました。
何とかして生徒にわかってもらいたいのに、うまくいかなくて授業中に涙を流しながらのお説教をよく聞いたものです。
涙には、気持ちを伝える力があるのです。
すてきな恋愛で、ときどき涙を流してみると、効果的に気持ちを伝えることができるのです。