執筆者:水口貴博

尊敬される父親になる30の条件

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子育てをする親は、調教師と似ている。

子育てをする親は、調教師と似ている。 | 尊敬される父親になる30の条件

大胆なたとえになりますが、教育のうまい親とは、調教師とよく似ています。

動物を調教するプロを思い出しましょう。

動物を、叩いたり、殴ったり、痛めつけたりして教育しようとしません。

暴力により、動物を調教しようとしても、動物は親を嫌いになるばかりで、言うことを聞かなくなります。

動物はみな「痛がり屋」です。

痛いこと、苦しいことからは、避けようと行動します。

優れた調教師は、あなたもご存じのように、餌というご褒美により、教えようとします。

餌を使って、動物をあれこれと導こうとします。

うまくできれば頭をなでて、笑顔をプレゼントします。

これは、子どもの育て方にも共通しているのです。

子どもを育てるためには、叩いたり、殴ったり、痛めつけたりして教育してはいけません。

暴力による教育は、本当に身につく教育ではありません。

恐怖という圧力により、子どもはしぶしぶ従っているだけです。

親が嫌いになり、親に対して反抗的になるばかりです。

教育のうまい親は、暴力ではなく「褒める」という餌を使って、子どもを育てます。

「偉いね」「すごいね」「よくやったね」という褒め言葉を餌に、子どもを伸ばしていこうとします。

子どもが一番求めているものは、親からの愛情です。

親から褒められたり、なでられたりすることを求め、さらに行動的になります。

何でも褒めて、子どもを動かし、伸ばしていくことができるのです。

尊敬される父親になる条件(25)
  • 褒めるという餌で、子どもを育てる。
褒める教育ができない理由は、自分と両親との過去にある。

尊敬される父親になる30の条件

  1. 教育される側になるほうが、尊敬できる父親が見える。
  2. 母のことを大切にしている父親を見て、子は育つ。
  3. 「熱心に教える姿勢」と「放任できる姿勢」は、セットである。
  4. 命令で育ててはいけない。
    アドバイスで育てること。
  5. 積極的な親からは、積極的な子が育つ。
  6. 家族旅行で、家族全体が成長する。
  7. 寡黙な父には、威厳がある。
  8. 感謝のできない父親は失格。
  9. 「優しさ」と「怒り」は、同じ愛の表現である。
  10. 父は言葉で指導しない。
    行動で指導する。
  11. 「家族のために働いている」と、言ってはいけない。
  12. 仕事で帰りが遅くなっても、家族の記念日には早く帰ること。
  13. 子育てにも「守破離」がある。
  14. 親に反抗する子どもを、喜ばないといけない。
  15. 「親離れ」だけではない。
    親も「子離れ」をしないといけない。
  16. 父が子にできることといえば、父としての手本を見せること。
  17. 子どもが遠くに離れても、目には見えない糸でつながっている。
  18. 子どもが間違っても、怒鳴らない父になる。
  19. 教育は、怒鳴ることではない。
    叱ることである。
  20. 疲れがたまった休日は、家族で温泉に出かけよう。
  21. 妻に子育てを任せている家庭は、うまくいかない。
  22. 車の運転の仕方に、父の本性が現れる。
  23. 父は、妻をけなしてはいけない。
  24. 褒めるお父さんが、尊敬される。
  25. 子育てをする親は、調教師と似ている。
  26. 褒める教育ができない理由は、自分と両親との過去にある。
  27. 尊敬される父は「頑張れ!」とは言わない。
    「楽しんで!」と応援する。
  28. 子どもに好きなことをやらせよう。
  29. 子どもから嫌われることが、父親の仕事。
  30. 子どもを手放せる親こそ、本当に愛の深い親。

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