執筆者:水口貴博

尊敬される父親になる30の条件

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教育される側になるほうが、尊敬できる父親が見える。

教育される側になるほうが、尊敬できる父親が見える。 | 尊敬される父親になる30の条件

今回のお話は、自分で驚きました。

私はまだ、父親になったことはありません。

しかし、不思議なことに、今回のお話はとても書きやすく、あっという間に書き終えてしまいました。

ピアノを弾いているかのように、すらすら書けてしまった。

なぜこんなにすぐ書けたのかと、自分でも驚きました。

すらすら書けたことには、理由があります。

今回のお話は、自分の父親を想像しながら書いたからです。

父は、子である私が見ても尊敬できる父親です。

またそうなりたいと思う手本です。

尊敬できる父親像を、文章として書き残しておきたい思いから書き始めましたが、それにしてもすぐ書き終えてしまいました。

なぜ書きやすかったかというと「客観的だったから」です。

主観的になるより、客観的だからこそ見えることがあります。

子どもという客観的な立場だから書けるだろうと判断して書き始めましたが、その予想は的中し、思ったより書きやすかった。

子である私から尊敬できる父を見ると、客観的になれるからです。

父としての言葉、行動、考え方は、父親本人は主観的になっていますから、当たり前と思ってしまい、なかなか見えないものです。

しかし、教育される子である私から見ると、はっきりそれが「見える」のです。

客観的になり、受け身になるほうが「どのようなところが尊敬できるか」「学びがあるのか」が具体的に見えてきます。

主観的になるより、客観的になるほうが、その動きははっきり見えるのです。

運動会では、走っている自分の姿は自分では見えませんが、応援している人からは、その動きがよく見えます。

同じように、教育する立場より、教育される立場のほうが、よくわかります。

尊敬される父親は、父親本人からは判断することができません。

教育される側が判断することです。

育てられた子である私からは、よくわかったから、すらすら書けたのでした。

尊敬される父親になる条件(1)
  • 客観的に、自分の父親を見てみる。
母のことを大切にしている父親を見て、子は育つ。

尊敬される父親になる30の条件

  1. 教育される側になるほうが、尊敬できる父親が見える。
  2. 母のことを大切にしている父親を見て、子は育つ。
  3. 「熱心に教える姿勢」と「放任できる姿勢」は、セットである。
  4. 命令で育ててはいけない。
    アドバイスで育てること。
  5. 積極的な親からは、積極的な子が育つ。
  6. 家族旅行で、家族全体が成長する。
  7. 寡黙な父には、威厳がある。
  8. 感謝のできない父親は失格。
  9. 「優しさ」と「怒り」は、同じ愛の表現である。
  10. 父は言葉で指導しない。
    行動で指導する。
  11. 「家族のために働いている」と、言ってはいけない。
  12. 仕事で帰りが遅くなっても、家族の記念日には早く帰ること。
  13. 子育てにも「守破離」がある。
  14. 親に反抗する子どもを、喜ばないといけない。
  15. 「親離れ」だけではない。
    親も「子離れ」をしないといけない。
  16. 父が子にできることといえば、父としての手本を見せること。
  17. 子どもが遠くに離れても、目には見えない糸でつながっている。
  18. 子どもが間違っても、怒鳴らない父になる。
  19. 教育は、怒鳴ることではない。
    叱ることである。
  20. 疲れがたまった休日は、家族で温泉に出かけよう。
  21. 妻に子育てを任せている家庭は、うまくいかない。
  22. 車の運転の仕方に、父の本性が現れる。
  23. 父は、妻をけなしてはいけない。
  24. 褒めるお父さんが、尊敬される。
  25. 子育てをする親は、調教師と似ている。
  26. 褒める教育ができない理由は、自分と両親との過去にある。
  27. 尊敬される父は「頑張れ!」とは言わない。
    「楽しんで!」と応援する。
  28. 子どもに好きなことをやらせよう。
  29. 子どもから嫌われることが、父親の仕事。
  30. 子どもを手放せる親こそ、本当に愛の深い親。

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