執筆者:水口貴博

生活を豊かにする30のマナー

11

靴下が下がっている人は、品も下がる。

靴下が下がっている人は、品も下がる。 | 生活を豊かにする30のマナー

靴下が下がったままになっているおじさんを、ときどき見かけます。

靴下が下がっているせいで、毛の生えた足の部分がちらりと見えます。

本人は「これくらいいい」と思っています。

「靴下が下がることくらい気にしなくていいではないか。そんなことまで気にしていられない」

そう思っていることでしょう。

しかし、見ている側には、思ったより下品に見えるものです。

特に女性は、垂れ下がった靴下からちらりと見える足の毛を嫌います。

だらしなく見えます。

どんなにかっこいいスーツを着ていても、靴下が垂れ下がって足の毛が見えた瞬間に、冷めてしまいます。

英国の紳士は、靴下といえば、決まって長い靴下を履こうとします。

短い靴下では、本人さえ気づかないうちに下がってしまい、足がちらりと見えてしまうことになります。

品を意識する人は、最初から長い靴下を履きます。

少し下がったくらいでも、足の毛が見えることはないようにするためにです。

生活を豊かにするマナー(11)
  • 靴下が垂れ下がり、足が見えないように気をつける。
後ろにも注意できる人は、素晴らしい。

生活を豊かにする30のマナー

  1. マナーは、自分のため、相手のため、文化を楽しむためにある。
  2. 洗面台を濡らしたままで、トイレから出ない。
  3. 偉そうな人は、エレベーターのボタンを押さない。
  4. 平気で人の服の上に、座らないよう気をつけよう。
  5. 足を組むとだらけてしまう。
    食事中の足組みはしない。
  6. 年齢を聞くと、せっかくの出会いが台無しになる。
  7. 靴下は、穴が開いてからでは遅い。
    あく前に、取り換えること。
  8. 腕組みをやめるだけで、あなたの印象がよくなる。
  9. 両腕を広げて話をしている姿は「肯定」「受け入れ」のサイン。
  10. 名残惜しさは、振り返ることで表現できる。
  11. 靴下が下がっている人は、品も下がる。
  12. 後ろにも注意できる人は、素晴らしい。
  13. ガムを噛むときは、くちゃくちゃではなく、もぐもぐ。
  14. ズボンのポケット、はみ出ているとかっこ悪い。
  15. あなたの口元「へ」の字になっていませんか。
  16. 騒ぎやすくなる団体のときは、声の大きさに注意。
  17. 挨拶は、テンションを上げるための準備体操。
  18. 「要するに」ではなく「たとえば」を使って、話をしよう。
  19. 「実は私も、こういう経験がある」
  20. 他人に言いたい言葉は、まず自分に言い聞かせよう。
  21. 相手の荷物から先に運ぼう。
  22. 食事中は、お手洗いにいかない。
  23. 食事の取り分けをしない人は、実は甘えん坊だった。
  24. 相手のために行動することを、難しく考えすぎない。
  25. 明るい表情は、お守りの役目を果たす。
  26. 長話をして、できたての料理を冷まさせていませんか。
  27. ネクタイを緩めて、かっこいいと勘違いしない。
  28. 言葉を曖昧にする癖をやめよう。
  29. 知ったかぶりをやめると、友人が増える。
  30. 逆から見る習慣は、あなたに大きな恩恵をもたらす。

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