私は食事中に話をだらだらされるのは、苦手です。
話をしていると、食事ができなくなります。
食事ができないと、せっかく出来上がったばかりの温かい料理が冷めてしまいます。
温かい料理は、出来立てが一番おいしい。
これは言うまでもなく、わかっていることです。
給仕は、私たちに温かい出来立ての状態で食べてもらおうと、できてすぐテーブルへと運んでくれています。
その気遣いは嬉しいし、気遣いに応えるためにも、私はテーブルに運ばれてきたらすぐいただきたい。
できたての食事を一番おいしく味わえ、一番食べたい瞬間です。
しかし、こんなときにだらだら長話をする人がいます。
食事が運ばれてくる前ならいいですが、食事が運ばれてきてからも、ずっと話し続ける人がいます。
食べたくても、食べられない。
せっかくできたての温かい食事が、冷めてしまいます。
作ったばかりの食事をすぐ運んできてくれた給仕の気遣いを台無しにしてしまい、申し訳なく感じます。
長話のせいで、できたての料理を冷まさせていませんか。
話をしながら食べることがいけないわけではありません。
せめて食事が運ばれてきた瞬間くらいは、話を一時中断して、食べ始めるのがマナーです。
おいしい食事は、運ばれてきた瞬間が最もおいしいだけでなく、給仕の気遣いに応える姿勢にもなります。