休日に買い物に出かけた。
買い物の途中にすてきな洋服を見つけた。
しかし、値段を見てびっくり!
思わぬ高価な洋服であった。
こんな経験はないでしょうか。
値段が高いと感じるものは、実はそれほどほしいものではないという、心の叫びの表れです。
「こんなものに、こんな値段」と無意識に思っているから、高いと感じてしまうのです。
本当に欲しいものであれば、高いとは感じません。
むしろ、安いと感じます。
心から望むものがお金を出して買えるだけでも安いのです。
どうしてもほしくてたまらない、かわいらしい洋服を見つけたら、値段が高くても安いと感じます。
自分の中でとても評価が高いため、値段が高くても「そのくらいの価値はある」と思うからです。
私は自分が高いと感じるものは、手を出さないようにしています。
無意識から聞こえてくる自分の声を、大切にしています。
高いと感じるものは、本当に欲しいものではない証拠ですから、買ってから後悔する自分が見えるからです。
この逆パターンもあります。
「こんなに素晴らしいものがこんなに安い」と感じるということです。
本当に欲しいものは、高いと感じるはずがありません。
たとえば、大好きなアイドルとの1日デートを、10万円出せばできるというのはどうでしょうか。
本当に心から愛するアイドルと1日たっぷりデートを満喫できるなら、10万円でも安いと感じるはずです。
一瞬でも「ちょっと高い」と感じるなら、そのアイドルのことを本当に愛していないということです。
ちょっと思い浮かべて考えてみましょう。
お金には変えられない価値があるかどうかを、簡単に知ることができるテストです。
自分の本心が見えてきます。