趣味は「自分のため」から始まります。
「世のため」「人のため」でなくていいのです。
そんなかっこいい大義は必要ありません。
趣味に立派な理由は一切不要です。
もちろん世のため人のための精神で趣味を頑張りたい人は、どしどしそうすればいいのです。
もともと社会貢献に興味があり、ボランティア活動が趣味という人もいるはずです。
あるいは、趣味を楽しんだ結果として、世のため人のためになることもあるでしょう。
自分の趣味がいつの間にか世の中の役に立っていることは、ままあります。
趣味が高じて仕事になるというケースもありますね。
しかし、わざわざ最初から、世のため人のためを意識する必要はありません。
世のため人のためは、趣味の必須条件ではない。
趣味は、あくまでプライベートなことです。
趣味は、金銭を得るための仕事ではありません。
楽しみを得るための遊びです。
趣味の基本は、自己満足です。
趣味は自己満足が基本なのですから「世のため人のためになることでなければいけない」という考え方は不要です。
趣味は「自分が楽しければOK。自分が満足していれば良し」という考え方です。
究極のわがままでいいのです。
自分の趣味が、世のため人のためになっていなくてもいいのです。
読書や映画鑑賞も、ゴルフやテニスも、パズルゲームや創作活動も、あくまで「自分が楽しいからする」でいいのです。
「私の趣味は、誰の役にも立っていない」と思うかもしれませんが、そもそも趣味とはそういうものなのです。